2015年6月29日月曜日

ワールド工芸:川崎20t電機を東急仕様で

  • 「さいたま鉄道模型フェスタ」でおかいもので目星を付けていたこのワールド工芸社プラシリーズの「川崎20t機」、お店で見つけてもちろん即お買い上げさせていただきました。モデルはいくつかありますが、東急贔屓のワタシはもちろん東急デキ3021号機で行きます。

組み立て前に、、、
キットの内容と動力はこんな感じ。だいたい「東芝45t電機」のとき(参照)と同じような構成です。
モデルの違いでしょうがこちらの方がボンネット上の表現にメリハリがある印象。
 モールドされているヘッドライトを一方だけ削り取り、東急らしくボンネットにシールドビーム灯の穴を開けてから組みました。


 もともと黒色モールドではありますが車体には改めて黒を、屋根は灰色9号を吹いた後、窓枠にタミヤエナメルカラーのフラットホワイトで色さし。削ったヘッドライト部分に銀河モデルのN-011を、穴空けしたボンネットにN-017シールドビーム、モールドのテールライトの上からN-041 標識灯円板を取り付けました。

・・・で、そのまま組み立てればほぼ現在の大胡仕様(上毛電鉄大胡列車区プライベート?見学会もご覧下さい)になるのですが、ひねくれ者の私がどーしても再現したかったのが1970~80年代のゼブラ模様が全周に回っている姿。こどもの国に行く途中の車窓で必ず見かけた思い入れのある姿ですので細切りにしたkitcheNの警戒帯デカールを貼ってみました。

 貼りつける前に側面下部のリブは不要なことに気がついたのでそれをカッターで削ってペーパー掛けし、側面に張り付けるとついつい「あぁ~、この姿なんだよな~」とつぶやきそうになりました。

 例によって光沢クリアーを吹いて窓ガラスを貼り、屋根に伊豆急ペールブルーを吹いたGMのPT-43を乗せて説明書通りに組みました(1.7mmタップは必須!!)。

 白いナンバーは持ち合わせから宮沢模型の秩父鉄道貨車用のインレタを転写しました。20年近く前のものでしたがワタシのものは問題なく転写できました。
↑貨車との連結面のカプラーは製品のものそのまま
ちょっと間隔が広すぎるので工夫の余地がありそう。。。

資料をあさっていたら側面におそろいのゼブラ模様を通した無蓋車=ト3070型を2両ひきつれている写真があり(トはおそらく元住吉工場時代の控車)、なんだかとてもかわいらしく思えたのでタネ車を探したところ、運よく手持ちの鉄コレ第一弾の“ト1”が形態的に似ていたので一緒に警戒色帯を貼りつけ、荷台に余った車輪を乗せておきました。

いやぁー かわらしいマスコットをモノにしました♡


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2015年6月23日火曜日

JR:東北エリア‘89

↑奥羽本線大釈迦あたりの車窓からみた岩木山

夏至が過ぎて晴れると夏本番を思わせる暑さの今日この頃。そんなわけで暑い思いをした思い出の写真です。当時は停まっている車両も満足に取れない程度の腕しかなかったのでブレブレの写真ばかりですがご容赦を…

 1989年(平1)8月、北の電車博物館 弘南鉄道(1989)の青森遠征は青春18きっぷを使ったことから必然的に多くの鈍行列車に乗りまして、今回はその道中に撮った写真です。

複々線区間とか乗り通してみたかったので出だしは常磐線。
水戸まで乗った415系1500番台(編成はこの投稿最下段を見てください)。よく見ると側面方向幕使用前なのでサボを差しています。

水戸から水郡線に乗り換えて郡山に到着。↑は乗って来たキハ45 3ほかは水郡色
非冷房なので走行中に車掌さんが空席部の窓を上段も下段も開け放って換気しており、そこから人が落ちるんじゃないかとビビりました。

郡山から福島まで乗ったのは“ひょうきん電車”こと715系
先頭は切妻のクハ715-1115

最後尾はクハ715-1015
急行型電車好きのワタシは455系辺りをひそかに期待していたのですが来たのはこれでした😓
そして福島から奥羽本線に乗り換え。画像はないですがオハフ50形2両にED78+EF71の重連が先頭に立つ2M2Tの強力編成で4駅連続スイッチバックの板谷峠を越え、峠越えが一段落した米沢に着くと機関車がいったん客車から離れて側線に留置されていたオハフ50を1両増結。客車3両で山形を目指しますがワタシは赤湯で下車して親戚宅に1泊。

2日目は赤湯から奥羽本線を何度か乗り継いでひたすら北上しますが、乗る列車はことごとく50系のレッドトレイン。炎天下の非冷房車の旅はさすがに体にこたえました。
秋田から大館までは鈍行だけではどうしても乗り継ぎがうまくいかず課金して485系特急「たざわ」を利用
大館(?)で撮ったその485系「たざわ」。思えば485系に乗ったのはこの時が初めてでした。
大館からまたもレッドトレインに揺られて大鰐着。駅近くの旅館に投宿しました。

3日目は弘南鉄道を堪能(北の電車博物館 弘南鉄道【1989】参照)したあと弘前から青森へで移動。この時の客レがこの旅初めて50系ではなく12系1000番台。車両に冷房が効いていることがこの時ほどありがたく感じたことはありませんでした。
青森で下車後ビジネスホテルに宿泊

4日目は青森駅からスタート
当時の青森駅舎
広告一つ一つもなかなか興味深いです

跨線橋から眺めた青函連絡船発着場跡

停車中の583系「ゆうづる」と485系「はつかり」

予定ではここでも課金して右の485系はつかりに乗車する予定でしたが、ちょうど続行で583系の臨時はつかりがあったのでそちらに乗車。
乗った583系はつかりの隣のボックスに乗っていらした老夫婦に座席に内蔵された小テーブルの出し方をレクチャー(←ワタシもやり方知っていたわけではなくその前に試行錯誤して出し方を理解したもので、たしか3/4回転させて天面を出すタイプでした)したことをきっかけに話が弾み、なんとその老夫婦はワタシの地元のすぐそばの洗足池に以前住んでいたということを聞いて大変驚いたものでした。
三沢でその583系を降りて発車を見送ります
当時まだ貨物ホームが機能しており、画面右にはワムハチが停まっていました。

三沢に来たのはもちろん十和田観光電鉄が目当てでしたが、直前に乗車列車を臨時便のはつかり号に変えたことで旅程が崩れ、七百まで往復乗車できるはずができなくなったので停車中のモハ3401を一枚撮っただけで引き返す羽目に。。。
・・・ところがそれも時間を1時間読み間違っていて、実際は少しなら乗車できるだけの時間はあったのでした。
そんなヘマにへこみながら普通列車(非冷房のキハ58系盛岡色2両₎に乗り、青森で乗り換えて弘前に戻ってまたビジネスホテルで1泊。

5日目、まず弘前から大館行きの鈍行で移動するのですが、ホームに停まっていたのはキハ22 339の1両だけの気動車。本線と名の付く奥羽本線で1両だけの列車というのにも驚きですが、極寒地仕様のため床が板張りなことも新鮮でした。
大館に到着
701系投入前は弘前にも北海道型キハ22の配置があったものです。

羽越本線 酒田(?)
このあともひたすら50系ばっかり。結局村上で快速ムーンライトに乗り換えるまで冷房車には全然当たらず。。。
当時冷房のある12系2000番台の列車は東北本線でいくらか見かけた程度でした。

この頃は18きっぷユーザーにとって普通車乗り継ぎ旅は熱中症の危険もあるので、大げさに言えば命がけでした。
そんな暑くて非常にしんどい思いをしつつ、美しい田園風景をボーっと眺めた汽車旅も今となっては懐かしい中一の夏の初めての一人旅の思い出です。

ちなみに快速ムーンライトで新宿に降り立った後、青春18きっぷがほぼ1日分残っていたので上野経由で高崎に移動(この間爆睡)。
高崎から↑の165系新前橋車(S55編成)による田中行き臨時普通電車「軽井沢リレー号」を利用して上田に向かって上田交通別所線初乗り(【ちょっと昔の地方私鉄】上田交通の5000系)に向かうのでした。
若かったとはいえとんでもない強行軍をしたものです💧


  ~おまけ~
この頃からしばらくはいつか模型作りに役立つかもしれないと思って乗車列車の車番をメモしていたので披露いたします。

 〇上野→水戸間乗車 常磐線中距離電車:
クハ411-1623+モハ414-1523+モハ415-1523+クハ411-1523
+クハ411-1624+モハ414-1524+モハ415-1524+クハ411-1524
+クハ411-621+モハ414-521-+モハ415-521+サハ411-4+モハ414-128+モハ415-128+クハ411-521(鋼製車は白に青帯の新塗装)
 ※クハ411-1624以下11両は土浦(?)で切り離し、前4両のみ勝田行き

 〇水戸→郡山間乗車 水郡線普通列車:
キハ45 9+キハ45 3+キハ40 2023(全車水郡色) ※先頭のキハ45 9は常陸大子止まり

 〇郡山→福島間乗車 東北本線普通電車:
クハ715-1015+モハ714-1015+モハ715-1015+クハ715-1115

 〇福島→赤湯間乗車 奥羽本線普通客レ:
EF71+ED78+オハフ50 2362+オハフ50 2460
 ※米沢から機関車次位にオハフ50をもう1両増結

 〇秋田→大館間乗車 特急たざわ:
クモハ485-1006+モハ484-1079+モハ485-1008+モハ484-1008+クロハ481-?

 〇弘前→青森間乗車 普通客レ:
ED75+オハフ13 2011+オハ12 2002+オハフ13 2003
 ※12系2000番台は機関車から電源を供給されるためスハフは存在しません

 〇青森→三沢間乗車 臨時特急はつかり:
クハネ583-14+モハネ582-27+モハネ583-27ほか

 その他見たまま情報として、
奥羽本線庭坂~板谷間ですれ違った客レはED78+EF71+マヤ34(青色)+50系客車3両ほど、
羽越本線ですれ違った客レもEF81+50系客車3~4両+マヤ34(青色)
といった感じで高速軌道検測車が併結されていました

※2024年6月21日 修復画像に差替え・大幅加筆

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2015年6月19日金曜日

【ちょっと昔の地方私鉄】大井川鐵道1988

昭和63年(1988)夏の家族旅行の記録から数少ない写真を披露します。

今となっては懐かしい165系による東海道線“大垣夜行”に東京駅で行列に並んで乗車して、大井川へ旅行しました。
というのも当時旅行シーズンにはその大垣夜行が金谷に臨時停車(確か深夜2時台)して、これまた大井川鐵道の臨時急行に接続していたのです。写真は無いですが急行は元名鉄の3800系、おぉ吊り掛けだ!と思いつつ眠りに落ちたのでした。

千頭に着き、今度は7時台の井川線始発列車を待ったのですが、
その間に見た静態保存機の49616↓
昨年・今年と立派にきかんしゃトーマスの「HIRO」に仮装して観光客を楽しませているそうで、、、
奥の線には元国鉄クモハ11&クハ16だったモハ311+クハ511が停車中。

井川線DD20
この頃はアプト線がまだなかったので運転台付き客車がなく、
始終端の駅では機回しをしてました。

そして復路、帰りの電車ですれ違ったSL「かわね路」号。

なんてゆーか、こう、、、思ったほど時代を感じる写真じゃなくてスイマセン。。。
こんな感じの大井川初訪問でした。

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2015年6月15日月曜日

【東急】7902F廃車回送

 週末、雪が谷大塚を通りかかったらデヤを見かけ、週明けに長津田行きの入場回送があるな、、、と目星をつけていました。
そして月曜日の今日は午前中たまたまタイミングが合ったので千鳥町で見送ることにしました。
あわや というタイミングで上り列車とすれ違ってしまったのでこんな感じに。。。
傾いたし微妙にピンボケ、、、なにより回送であることがわからない(汗)。

反対側も↓
パンタが切れた。。。
まぁそれはさておき、よく見たら回送車は7902F。
どうやら廃車回送の様です。

1500もずいぶん増えましたしねぇ。
これも今日撮れたての1503F

追うデヤ7550単行

これで7700系の先行改造車は7901Fだけとなりまして、ちょうど乗れたので慌ててそちらも記録。
この雨どいが初期改造車の特徴
今回回送された7902Fは先頭車だけこのタイプでした。
気づけば かのデハ3450に続いて50年選手の7700系、しばらく全滅はしないかな?

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2015年6月9日火曜日

【カトー模型化発表記念】クモハ12052・053

 ご存じの通り、KATOからクモハ12(鶴見線)とクモニ13がNゲージで製品化が発表されました。、少し前なら同社から製品化されることが考えられなかった古き良き電車ですので、ワタシ的に文句なしで即“買い”決定です!!

というわけで、記念に手持ち写真を披露します。
平成3年(1991)1月 鶴見駅に佇むクモハ12053
この頃は大川支線の合間に全線を一巡する定期運用として日常的に見られました。
運行番号は定番の“ロクサン”。なんとなく因縁を感じたものです。

開いたドアからのぞいた車内。
模型的には室内照明は「電球色」ですな。。。

こちらは同じ日に京浜東北ホームから見たクモハ12が進入するところ。
ちょっと苦しいですが東神奈川から蒲田電車区へ回送中の横浜線205系とのツーショット。
この頃は午前中に毎日所属区である蒲田区に横浜線の電車が回送されていました。


時代が下って引退後、平成21年(2009)の東京総合車両センターの公開でのクモハ12052
残念ながら053の方は解体されたそうで。。。
よーく見るとリベットの多さが2両で異なりますが、モデルはどちらになるのでしょう。

 近くで走っていた割にはどういうわけか鶴見線にあまり足が向かず、あとは引退間近の写真くらいしかありません。その頃の写真をアップするのは当分先になりそうです。
 一方のクモニ13の方はワタシは現役時代の覚えは有りません。
大井工場(当時)保存時代の写真はE235系配置決定記念! 山手線103系引退の頃にありますのでご興味がありましたらご覧ください。

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6/9 【本日の機関車モノ】 ナハ50配給etc.

 今日は南武線のナハ50編成の先頭車(=南武線用では最後の先頭改造車)がドナドナされるという情報をキャッチしたので、小雨降るなか新鶴見信号所・御幸跨線橋で見送ってまいりました。

たぶん1/28 本日の機関車モノ 〈ナハ17長野配給&京成甲種〉の時と同じダイヤだろうと思っていたら、案の定それらしい時刻にEF64 1030の牽引で現れました。
10分強停車の後、10:55(データ上)長野へ向けて発車しました。
最後尾がギリギリ(汗)
 中間のモハ4両はナハ2編成のものと差し替えられたそうで、状態の悪いものとチェンジしたんですね。
この先頭改造車の編成も頻繁に見た存在だったのですが、南武線ではもう乗れなくなくなると思うとちょっぴりさみしいものです。まぁ鶴見線と浜川崎支線では色違いのが居るのですが。。。
 最後かと思ったらナハ46編成がまだ走っていました。お詫びして訂正いたします<(_ _)>

以下はついで撮り
10:38
 EH200-22 牽引 3093レ

10:48
EF65 2074 牽引 75レ
空はすっかり梅雨モードな川崎市からお送りしました。

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2015年6月6日土曜日

【自分史上最高電車】583系★★

…このタイトルさすがにしつこいのでそろそろ打ち止めにします。。。

一週間前のビバ! Y156 ~651系&583系~で実車をひさびさに見て、限界一杯のボディといい昼行特急と色違いのブルーの塗装センス(←幼少期に特急色+ブルトレのブルー=583系の“月光色”ということをはじめて知ったときには目からウロコを落とさんばかりに感激したものです)といい、やっぱりかっこいいな~と惚れ惚れしました。
ってなわけで興奮冷めやらぬうちに小特集します。

はつかり
平成元年(1989)8月 東北本線(当時)三沢
当時東北新幹線の終点が盛岡だったので、盛岡発着の特急「はつかり」が多数運転されており、583系も臨時便を受け持っていました。
 この時は青森から三沢まで移動するため初めてこの電車に乗ったのですが、ボックスシートの向かいに座った年配のご夫婦がたまたまワタシの地元の近くに以前住んでいた方とわかりビックリしたのも良い思い出です。
 流し撮り?がキマってる様ないない様な写りなのはご愛嬌として、構内の貨物ホームにワムが入っている光景も趣きがあります。
この後は北の電車博物館 弘南鉄道(1989)の通り十和田観光に向かったのです。

津軽
平成3年(1991)8月 日暮里
山形新幹線工事のあおりで電車化された急行「津軽」(写真は上野からの折返し回送)。
全車座席車扱いで、寝台車の設定がないのはもったいなく思ったものです。

はくつる
平成4年8月 東十条
下の赤いイラストマークの「ゆうづる」と対照的な青いマーク。

ゆうづる 
平成3年8月 日暮里
この頃2往復あった季節列車「ゆうづる」。この電車を人生で初めて見たのはこんな風に常磐線ホームを通過していったシーンだったと思います。
 写真ではキレイな方ですが、もっと前の国鉄時代は概して車体が土色に薄汚れており、大柄な車体とあいまってえもいわれぬ迫力がありました。

甲子園臨時
 シチュエーションを一から説明しますと、上の「津軽」「ゆうづる」などの撮影をしようと日暮里に向かう途中、京浜東北線に乗っていたら突如現れた583系(盛アオ車)に抜かれてビックリ仰天!! 品川で追いついたので撮影したのがこの写真。ヘッドマークを見たら「専大北上高校」の文字があったので甲子園帰りの応援団列車とようやく理解しました。品川でスイッチバックして山手貨物線周りで北上したようです。

で、、、
 普段気にしていなかった高校野球の予定を血眼になって調べ、次の試合の翌朝蒲田のタイヤ公園前で待ち伏せて撮ったのがこれ↑(この写真だけトリミングしてます)。案の定明け方の東海道線を再び駆け抜けて行きました。
 東海道本線のこの区間を走る583系は本当に珍しいことで、数えるほどしか実績を知りません(このエリアを走る場合は今で言う湘南新宿ラインか武蔵野線経由がほとんどです)。

 テーブル1つとっても室内の座席の袖から4分の3回転させて出し入れするなど、座席と寝台の両立のためありとあらゆるところにカラクリが仕組まれ、逆に言えば相当な無理をした設計の車両であることを感じされられました。
 昼夜を問わず走ることを宿命づけられたこの系列の傷みが激しいのは無理もなく、今だに走れる車両があること自体が奇跡的…と見かけるたびに感動を覚えます。そのことに対して星2つ(←電車三段寝台=★★だけにw)といわずもう1つ2つ差し上げたくなります。

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