2024年8月29日木曜日

俺の20系「かいもん」【HO】

 
↑「トレインドリーム」にて
KATOからNゲージで20系+12系の日南・かいもんの製品化発表が数ヶ月前にありましたが、ワタシはその頃HOながら既に同列車の再現に取り組んでおりました。それが完成したので披露いたします。

だいぶ前、天賞堂製EF59に牽かせる客車としてさらっと紹介したKATOベースの20系+12系客車ですが、N製品の手入れをしたあとこちらも手を加えたくなったので着手しました。

まず懸案であった20系の上側の白帯1本を消します。N製品の帯を消しゴムで消したというつぶやきを見かけたのでHOでもできるかも…と考え、丹念に消しゴムをかけたらほとんど消えてくれました。ただし当たり所が悪いとブルーの塗装も落ちます。

次に先送りしていたB寝台表示窓の埋め込み。1×2㎜プラ材をなるべくぴったりになるよう切り出してはめ込み、
溶きパテを盛って耐水ペーパーを掛けて平滑にする…と言う古典的な工程なのですがワタシはそれが大の苦手な工程。以前は埋め込むのをエポキシパテでやって瞬間接着剤で表面を固め、すり減った耐水ペーパーで磨き続けてるうちに余計なところが削れてちっとも平滑に仕上げられないと言う失敗を何度もしていたのですか、最近になってプラ車体はプラ材で埋め、またその時点で極力平らに仕上げておくと後が楽だという事をようやく学びました。

白帯から下をマスキングし、青20号にブラックを混ぜてカトー製品の色に近づけたブルーを吹いてクリアー吹きして仕上げました。

内装も寝台が水色で表現されているのでタミヤのフラットブルーを筆塗り。だいぶ雑ですが手軽にカラーマスキングテープで窓のロールカーテンや寝台の横引きカーテンを表現してみました。

テールマークはモリヤスタジオのものを切り出して両面テープで貼り付け。側面表示もモリヤスタジオのステッカーを貼り付けてあります。

ナハネフ22 1007は貝塚公園にある現存車の熱心な保存活動に敬意を表して光沢仕上げ

ナハネ20は半光沢仕上げ。ナンバーは当時の配置表を見なから適当にナハネ20 1126としました

12系の方は、屋根板とベンチレーターでグレーの色合いが違うことに違和感を感じるのでどちらもねずみ色1号に塗装。車体は半光沢クリアスプレーを吹いてみました。
また製品のままでは連結面間隔が開きすぎるのでナハネの12系と連結する面を含めてIMONカプラーに交換済みです。

車内は簡単にフラットブルーと明灰白色で筆塗り。

スハフ2両のうち1両はリクライニングシート化改造をされた設定でシートをホビセンで調達したイス(14系座席車の簡リクシート?)に交換。元のボックスシートパーツを外してあらかじめ適当な赤色に塗ったイスパーツを一脚ずつに切り分けて接着。最後に枕カバーをホワイトで筆塗りしました。
日南かいもんの座席車が全車リクライニングシート化されていたことは有名ですが、組み込み始まったのは20系から24系への置き換えのあった1986年11月ダイヤ改正の少し前に指定席からと判明し、わずかながら20系時代にかぶっていたので設定上十分OKでしょう。

側面方向幕はジオマトリックスのセミオーダー品で[西鹿児島]を選択して発注したもの。サボはレボリューションファクトリーのステッカーをそれぞれ貼り付け。“鹿カコ”の所属標記もレボリューションファクトリーのインレタです。
20系同様YFSのフィギュアを乗せ、ガラスパーツにシルバーのマスキングテープを貼ってブラインドを簡易的に再現。室内灯はカトー純正の白色灯を仕込みました。


トミックスのオユ10、

中古でゲットしたED76を牽引機に仕立てて編成が整いました。

どさくさ紛れにJAMコンベンションで展示したあと、

相模原のHOレンタルレイアウト“トレインドリーム”さんで試運転。ところがスハフ12を2両とも持ってくるのを忘れるは、室内灯がナハネフもオハシも点かないはでグダグダな結果に。。。

↑その時の動画
室内灯はその場で何度か組み直したものの結局点きませんでした。カトーのHO用室内灯ってどうしてこんなに接点を合わせづらいんでしょう…😩
これはリベンジ必至ですな

鉄道コム&にほんブログ村参戦中、グッと来たらクリック下さいm(_ _)m
鉄道コム
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ

2024年8月21日水曜日

JAMコンベンション2024!

今年もJAMコンベンションが8月16日㈮から18日㈰までの3日間開催されました。
今回ワタクシ=ハマちどりは育児があるので設営日含めると4日間も会場に詰めることが難しくなったので、いったん京急ネタは封印して以前から関わっているSNSグループ“TSUKURIBITO”の一員として少しだけ作品展示してました。

今年のJAMのテーマであると同時にグループ内の競作のお題でもあった【特急】としてかもめエクスプレスふたつ星4047

そして新幹線かもめ、おまけに九州つながりでSL人吉も持っていきました
この新幹線の線路は最近発売されたトミックスの新幹線タイプ架線柱をそえました。

T‐TRAKモジュールの持ち込みもOKとのことでしたので七百

ちょっと手直しした元新二岐モジュールに

これについては防波堤がないことが自分で気になっていたので、GMのテトラポットを置いたりして現代風に手直ししました。これにつながるモジュールを新たに作ろうかとも考えたのですがふたつ星に時間が取られたので断念。イメージは固まっていたのですがもうしばらく寝かせておきます。

せっかくの機会でしたので小田急2200形救出のクラウドファンディングチラシを置かせてもらい。

調子に乗って58654お召列車と

完成報告していなかった急行かいもん(ビュフェ車付き)も持っていきました

ここからは同じグループ仲間の作品を一部ご紹介
1/80阿字ヶ浦駅
気動車もどうやらペーパー製らしく、手のかかった作品です。

1/45、1/80、1/150のEF66 27
同機への思い入れがひしひしと伝わります

となりのトトロ
ターンテーブルの上でジオラマもネコバスも動いてました

架空の2階建寝台車付き「にちりん」(1/150)
ちょっと発想がわたしのかいもんと通じるものがある…かな😅

GM板キット組 相模線205系
実にきれいな仕上がりでした

ペーパーで自作したという小田急キハ5100形

渓谷と自作(?)のいさぶろう・しんぺいは車内を見せた状態

脇にあるトミックスの住宅も小物の追加や塗装で生活感がみなぎっています
ほかにも多くの力作が並びました

~企業出展の部~
KATOからは完全新規新製品の1/80デゴイチが会場発表!
比較的標準的なスタイルのものとしてユーザーが手を加える余地を残すようです。

鉄道模型コンテストで発表済みのトロQトラ7000のパネルに、

ワンハンドル型の新コントローラーEC-1の操作体験も
並ばないといけなかったのでワタシはやめておきました😓

トミックス
発表済み新製品の試作品類

鉄コレゆりかもめの試作品
路面レールで走らせるというのがユニークですね

そして目玉は“トミックス撮り鉄”用ジオラマです
東大宮(操)風な情景

飯田線風エンドレス

横軽

そしてライティングで夕日を再現した瀬戸大橋
いずれも見事な出来の“映える”ジオラマでした

天賞堂
1/80 T-evolutionシリーズの新作 京急1000形集中冷房車の試作品

そしてプラスチックモデル157系シリーズ

マイクロエース
試作品展示のほか、発売されたばかりのMA's クラフトのPR

テラ1の次は味タムやワキ100(もしくはワキ1000?)が参考出展されました。
これは楽しみな展開ですね~

グリーンマックス
50周年を記念して、これまでの歩みと製品の紹介
古本の広告で見かけたものの全く知らなかった大井町と巣鴨にあった店舗の説明や、積み重ねられた懐かしのレンガ箱キットに目が引き付けられました。

そして会場発表された50周年記念モデルの東武7820型完成品とカラーセットの速報パネル
今回はこれが気になったので情報を立ち聞きしたところ、
  • 50周年記念商品はほかにも企画が上がっているが、JAMの時点で許諾が取れたのがこれになった
  • パネルが2パターンあるのは車種が特定している印象を持たれない様にで、実際どのタイプを出すかはまだ検討中。できれば複数の種類を発売したい。
とのことですので続報に期待しましょう!

イベント出展
閉鎖した東北福祉大学交流ステーションからの寄贈の品
ヘッドマークなど本物ならではの威圧感を見て取れました

ことしも羅須地人鉄道協会の蒸機が往復運転

モデラー出展から
遠近法を利用した滑走路。「ジェットストリーム」のBGMが流れてなかなかの雰囲気

雪景色のコーナーモジュール
出来もさることながら背景に幻灯機(?)で雪が降っているかのような模様を照らす徹底ぶり

激団サんぽーる
おなじみ京急押入線の作者による1/80の1500形
TMSコンペ入選の作品を披露

こちらもおなじみボシさんの単線エンドレスにはハイカラな事業用車が走っていました。

おなじくボシさんの新作は車庫ジオラマ
輝くネオンサインが目を引きます

いまだ未完成ながら圧倒的再現度の下神明モジュール

塀の裏にはごみ袋があるなど生活感の詰まったミニジオラマ

漁港のモジュールは深みのある海の表現が見事

1/150サイズでもスケールの大きい宇治川橋梁

どちらのブースかは忘れましたがジオコレを使った良い雰囲気の終着駅

3cars
東急池上線ミニレイアウト
駅前のサミットがまた久が原っぽくて良い感じです

女子力全開のアクセサリーショップ風な一角

マイクロエース製1/80 103系プラキット競作にあった相鉄2100系

1/150新宿に…

渋谷スクランブル交差点
これはすごい!

1/87 幌別炭鉱鉄道
これもコンペ上位入賞の作だったと思いますが初めて実見できました

伯備線

上越線

京急線

大鰐線中央弘前
まだまだこれだけではなかったですがとにかく眼福でした。

今回少しはほかの出展の方の作品を見る余裕があったのでいろいろ学べました。自分もやるぞ!! という気になるような刺激を多くもらえました。

今回の戦利品↑
左下のマイクロエース製キハ07&キユニ07の会場限定品は実車は全く知らないものの、ワタシのゲテモノ好きのハートを揺さぶられたのでつい買い求めてしまいました。
次回も絡めたら良いなぁ…

鉄道コム&にほんブログ村参戦中、グッと来たらクリックくださいm(__)m
鉄道コム
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ