- 【東急】事業用車の世代交代(1991~)で東急線を離れた3000形2両は東急車輛製造金沢工場(当時)の入替え用として再起しました。その後 数年経って鉄道ピクトリアル誌の京浜急行特集号(1998・7月増刊号)に、同工場の牽引電車が三線軌条を伝って神武寺から新車を引っ張っている写真があり、それに目が釘付けになりました。それなら3000形も工場から出て逗子線を走る可能性がある・・・と思ったからです。
可能性が少しでもあるのならトライしてみよう…という気になり、まずは鉄道誌を頼りに逗子発の甲種輸送列車運転日の午前中に試しに行ってみたものの被牽引車はすでに神武寺に着いており、よくよく考えてみると日中に列車を運休させるとは考えづらく、【メトロ】鷺沼工場への搬入方法のように新車は京急線の終車から始発までの間に運ばれるのだろうと推察しました。
それからしばらくのち、意を決して終車間際の電車で金沢八景に向かいました。新逗子発金沢文庫行きの回送列車が発車したあと、読み通り車両が接近してきました!
来たのはオレンジ色のDLと、それに牽かれる秋田新幹線E3系R17編成。 で終わるかと思いきやさらに後ろに目当ての3001+3499が後押ししているではありませんか!!
1998年9月15日 金沢八景にて
今では撮影不可能な場所であることと、後打ち撮影ということで大目にみて下さい。
E3との連結部を撮れなかったのは組み合わせがあまりにも衝撃的だったからです。なんせ昭和初期~中期製造の古豪電車と当時最新鋭の新幹線がつながっているのですから!イメージ的にはこんな感じ→J-TRECの甲種輸送を再現してみた!
金沢高校前の道路を斜めに横切るポイントまで移動。この日は前日逗子に到着した甲種(ドア改造入場の小田急1500系4+2)がある事が判っていました。
3499
小田急+3001
3001はかなりくたびれているのが見て取れます。
D-502
一度パターンさえ読んでしまえば狙いやすもので、別の日↓
六浦~神武寺間
逆線走行でJR東海313系x12両を後押しする3499
その復路 D-502+3001(+3499)
銀塩写真の感度の限界からフラッシュを焚くしか写し止める撮影方法がなかったので後打ちだけにしておきました。この調子で深夜の逗子線沿線に都合がつけば通うようになったのでした。
- E231系量産車落成【2000】につづく
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