カトー製品からC57 5を作ってみました
京都ホビセンからずばりこのナンバーの特製品も出ましたが、発売決定時点で既に新品の一次形を購入してあったので自分でなんとかしてみました。
↑製品状態
まずナンバーの加工。製品のナンバープレートのうち1両分を耐水ペーパー(#400→#800→#1500)で平らに削ります。
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車体にはめ込みます
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その上に調達してあったkitcheNのC57用塗装済みナンバープレートを薄くコニシのボンド布用クリヤーで接着。横幅がちょっと小さいですが、実際に見るとけっこう違和感ないです。
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ランボード側面にカラスグチと筆を駆使してタミヤアクリルのフラットホワイトを色差しして、ホビセンパーツのスノープラウを端梁に装着。
梅小路機関区時代の1970年10月時点のまだ現役バリバリの頃の設定ですのでがっつりウェザリングしてひとまず完成! 以前アップした「蒸機の旅」号の大阪~京都間牽引機ですのでさっそくその客車の先頭に立たせます。
ちなみに当時の雑誌記事を見てみると、その蒸機の旅号では専用ヘッドマークを付けていたらしいのですがワタシには再現しようが無いのでマーク無し。スノープラウも付けていなかったのですが、保存されている現在は装着している様なのでプラウ付きの冬姿としました。
実機は梅小路から豊岡→浜田と渡って1976年に廃車。姫路市内に静態保存され、時には現役機C571の部品取りにもなるなど引退してもなお存在感のあるカマですが、ワタシのは所有していないC57 1の代わりに活躍してもらいましょう。
“蒸機の旅”号絡みでもう1機、9600も仕立てました
カトーのデフ無しタイプの不動ジャンク品2両分と、ちょうど手に入った9600用テンダーのASSYパーツとを掛け合わせて走れる状態にしました。
↑うち1両の購入時の状態。よく見ると動輪の隙間にホコリを噛み込んで塊になってるし、ヘッドライトも失われているというなかなかの状態でした。
前所有者がどうも北海道型に加工しようとして断念した代物だったらしく北海道タイプの切り詰めデフパーツがついていたのでそれは撤去して金属製9600用標準デフパーツを装着。ナンバーは実際に牽引した29698号機とは惜しくも十の位と一の位が入れ違いの[29689]が含まれていたのでそれを活用しました。
これもきつめに汚して完成! 実機は西鶴舞機関区所属で普段貨物を担当していたのがこの団体列車の西鶴舞~丹後山田間を担当したそうです。列車自体の詳細は前の投稿を見てね
カトーの9600も発売当初は衝撃的な出来の細かさに思ったのですが、最新版のC57と並べると連結器開放てこやボイラーの梯子の表現などが大味に見えてしまいます。
やはり技術の進歩は大したものですね~。値段が上がるのも納得です。
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