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2024年9月26日木曜日

【N】C57 5[梅]&西鶴舞の9600

カトー製品からC57 5を作ってみました
京都ホビセンからずばりこのナンバーの特製品も出ましたが、発売決定時点で既に新品の一次形を購入してあったので自分でなんとかしてみました。

↑製品状態

まずナンバーの加工。製品のナンバープレートのうち1両分を耐水ペーパー(#400→#800→#1500)で平らに削ります。
車体にはめ込みます
その上に調達してあったkitcheNのC57用塗装済みナンバープレートを薄くコニシのボンド布用クリヤーで接着。横幅がちょっと小さいですが、実際に見るとけっこう違和感ないです。
ランボード側面にカラスグチと筆を駆使してタミヤアクリルのフラットホワイトを色差しして、ホビセンパーツのスノープラウを端梁に装着。

梅小路機関区時代の1970年10月時点のまだ現役バリバリの頃の設定ですのでがっつりウェザリングしてひとまず完成! 以前アップした「蒸機の旅」号の大阪~京都間牽引機ですのでさっそくその客車の先頭に立たせます。

ちなみに当時の雑誌記事を見てみると、その蒸機の旅号では専用ヘッドマークを付けていたらしいのですがワタシには再現しようが無いのでマーク無し。スノープラウも付けていなかったのですが、保存されている現在は装着している様なのでプラウ付きの冬姿としました。

実機は梅小路から豊岡→浜田と渡って1976年に廃車。姫路市内に静態保存され、時には現役機C571の部品取りにもなるなど引退してもなお存在感のあるカマですが、ワタシのは所有していないC57 1の代わりに活躍してもらいましょう。 


“蒸機の旅”号絡みでもう1機、9600も仕立てました
カトーのデフ無しタイプの不動ジャンク品2両分と、ちょうど手に入った9600用テンダーのASSYパーツとを掛け合わせて走れる状態にしました。

↑うち1両の購入時の状態。よく見ると動輪の隙間にホコリを噛み込んで塊になってるし、ヘッドライトも失われているというなかなかの状態でした。

前所有者がどうも北海道型に加工しようとして断念した代物だったらしく北海道タイプの切り詰めデフパーツがついていたのでそれは撤去して金属製9600用標準デフパーツを装着。ナンバーは実際に牽引した29698号機とは惜しくも十の位と一の位が入れ違いの[29689]が含まれていたのでそれを活用しました。

これもきつめに汚して完成! 実機は西鶴舞機関区所属で普段貨物を担当していたのがこの団体列車の西鶴舞~丹後山田間を担当したそうです。列車自体の詳細は前の投稿を見てね

カトーの9600も発売当初は衝撃的な出来の細かさに思ったのですが、最新版のC57と並べると連結器開放てこやボイラーの梯子の表現などが大味に見えてしまいます。
やはり技術の進歩は大したものですね~。値段が上がるのも納得です。

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2024年9月24日火曜日

軍番号スイテ2103 “LITTLEROCK”【N】

 カトーのマイテ49最新版を手に入れたので、旧製品の方は廃棄するつもりだったのですが、なんだかもったいなく思えてきたので連合軍専用車時代の仕様にしてみました。
等級標記とかいろいろ不要なので、クレオスのピュアホワイト→ぶどう色2号で再塗装。一応軍用客車らしくミルクチョコレート色にしようかと思ってぶどう色とホワイトを調合してみたのですがうまくいかなかったので、これまで作った車両に合わせてぶどう色2号をつや消し仕上げで妥協しました。まぁ周りが黒っぽいぶどう色1号だらけなら相対的にミルクチョコレート色っぽく見えるでしょう たぶん

英文字表記は前回同様くろま屋のインレタ。白帯内は本来的には“ALLIED FORCES”の方が適切ですが既に使い切ってしまったので“US ARMY”で代用。その下の“LITTLEROCK”(←直訳すると“小岩”ですがそれとは全く関係ないアメリカ・カリフォルニア州の地名らしい)は一文字ずつ転写して並べました。

展望デッキ部分のテールマークは無い状態にしたいところですがデッキと一体成型で除去も難しいので苦し紛れに車体表記の余りのアルファベットで“RTO”といれてみました。連合軍の鉄道司令部の略称ですが、占領中は方々の駅等にこの3文字が掲げられていたそうなので、入れてみたらけっこう「らしい」感じに思えてきました。数字の9をみっつ掲げていた展望車的な雰囲気…?

これで完成。実車は終戦後早々に冷房改造され、連合軍高官専用の「アンバサダー」編成に組み込まれていたことでも有名ですので、
先に作った軍団長車やら…

食堂車やらをつなげて短めの編成を組めば、

いわゆる“占領軍版お召列車”的な特別扱いの列車の雰囲気が出るでしょう

これの実車に苦労させられたという方もいらっしゃるかもしれないので、もしかしたらあまり堂々と表に出せるネタではないかも…

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2024年9月17日火曜日

わくわく!! 京王れーるランド


この連休中に一日予定のない日があり、ほどほどの時間電車に乗れてあまり高くない子供が喜びそうなスポットということで多摩動物公園駅前の京王れーるランドに行くことになりました。今回は子供を連れ歩く合間に撮影した写真をアップします。

チケットを買って入場すると、午前中ながらやはり子供連れのファミリーの来場客が結構入っている様子。
 

まずクハ6772での車掌体験。画面向こう側の行列に並んでドアスイッチなどを操作。
この6000系、もと5扉車なうえにカットボディ化された屋根にパンタが乗って妙な感じですね。

↑車番は忘れましたが運転シミュレーターに供されていたもう1両分のカットボディ

壁に飾られている歴代の記念ヘッドマーク類もチェックしておきましょう

HOゲージジオラマはさらっと見るだけにとどめて

2階に上がる階段の踊り場に飾られたGゲージサイズの京王電車は社員が紙で手作りした力作!

プラレールコーナーと

プレイコーナーは整理券式ですが当日は3時間待ちのため断念。。。

余談ですがうちの子はまだ家でプラレールデビューしていません、もうそろそろかなぁ…

↑2階テラスで子供のおやつ中にスナップした展示車両たち
5000系の屋根上のクーラーは手前4個と奥2個で取付高さが違うんですね…恥ずかしながら初めて知りました。

その展示車両は子供のペースに合わせて本当にさらっと見れただけでした
デハ2410

デハ2015
方向幕の代わりに乗務員室窓に2000系や2600系が使っていた[北野‐高尾山口]のサボを表示していました。

スカートが点いたクハ5723は[京王多摩川]幕
車内に備え付けられていた絵本はでんしゃもの中心で、息子はちょっとだけ関心を示しました(笑)

クハ3719は[各停 吉祥寺]幕

デハ6438
8年前の初訪問時は新塗装でしたがえんじ帯の旧塗装に戻りました! でも幕がなぜか無表示

改札正面のミュージアムショップ脇に設置されたクハ7706とクハ8809カットボディ
今やこの2形式も余剰が出てきているんですね

↑息子は顔出しNG
近隣に昼食をとれるところはあったものの待ち時間が長かったので離脱。高幡不動から乗った特急は幸運にも緑色の高尾山トレインでした(往路は8000系トップナンバーの8701編成)。
最近なかなか縁がない京王線ですので息子ももちろん初体験。それでも結構食いついてくれていたので連れて行ったかいがありました。

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2024年9月15日日曜日

きぬがわのなつやすみ【東武】

 
↑下今市にて

息子に「きしゃぽっぽのる!」と言われたので仕方なく(笑)夏休みのお出かけはSLに乗りに行くことにしました。
行先は大井川も候補だったのですが、比較的住まいからアプローチしやすい東武鬼怒川線に決定! 世間と少し休みをずらして9/12(木)スカイツリーラインの“けごん21号”に乗車して向かいます。
途中の栃木駅で反対ホームにあやしい[通過]表示が出ていたのでカメラを向けたら赤いDE10 1209が単機で去って行きました。南栗橋に向かってたんでしょうが、なかなかの幸先良さ。

下今市で下車。乗車電は日光詣スペーシアカラーの106Fでした。

ホームで待つと…
乗車する「SL大樹・ふたら72号」がやって来ました!!


この日は日光始発なので北斗星色のDE10 1109を先頭に入線してスイッチバックします(※ワタシ含め家族全員顔出しNG)。
DLに続いておなじみのディーゼル発電機がうなる14系座席車&蒸機といういつもならひとりで体験するものを初めて家族を連れて来られたことにちょっぴり目頭が熱くなったのでした。

先月下旬から展望車に代わってドリームカーが連結されると発表されていたので迷わずそちらを抑えました。その車内は前半分は家族連れ、後半は鉄道ファンが多かった印象。
車番こそ違えど高1の夏の北海道遠征で乗った急行まりも以来34年ぶりのドリームカーのシートはなかなかのふかふか加減でした。

低速ながら一歩一歩踏み占めるような乗り心地を堪能しつつ終点の鬼怒川温泉に到着。
牽引機は新鋭のC11 123。東武型ATSを装備しているカマなので車掌車抜きの編成です。

少し時間に余裕があったので車両を観察
1号車=スハフ14 1
子供が生まれる前に一人で乗りに来たときは茶色編成でしたが、今回はブルー塗装の編成

2号車=オハ14 505は今回の目玉のドリームカー。3号車はオハフ15 1でした。

機回しのためC11がLEDライトを輝かせて手前の2番線に入線後しばらく停車

この隙に駅前のターンテーブルに先回り
転向を見学したのち宿に向かいました

某鬼怒川温泉のホテル泊まりでしたが部屋の窓からは渓谷越しに鬼怒川線が見えてラッキーでした♨

翌13日はまず東武ワールドスクウェアへ
模型の東京駅には精密な200系新幹線と中央線の201系が発着

成田空港には不動ながらシャトルシステム(黄色い電車の様に見えるモノ)が確認でき、

日本の四季コーナーではスペーシアXとSL大樹、ネルソン機が稼働しているのが一番刺さりました。

エントランス前にひっそり展示されている元ウェスタン村のワイパウ号4というアメリカンスタイルの小型SLはじっくり観察する時間がなかったのでスナップ程度で退散。

東武ワールドスクウェア駅から普通電車に乗ってふたたび下今市へ移動します。

下今市に着くと組成が完了した今日のSL列車が側線で待機中
前日のC11 123に代わってC11 207+ヨ8709が先頭に立ちます

息子へのサービスでこの日も乗ります。

前日と同じく東武日光行きの「SL大樹・ふたら71・72号」が設定されていたので片道のみ乗車。今度は簡易リクライニングシートの1号車(スハフ14 1)。やはりドリームカーより座り心地は劣りますが短時間なのでそれほど苦にはなりません(息子は膝だっこ)。
駅の皆さんや線路沿いにお住まいの方々が手を振ってくれるので息子も終始満足気。

終点東武日光に到着。C11は機回しができないのでその場で給水に取り掛かってました。

昼食時間を削ればスペーシアXに乗って帰ることもできたのですが、妻に却下されたので駅を出て食堂に入りました。
食事前後に抜け目なくスナップしておいた駅前広場の日光軌道線100形
これも一目見てみたかったんですが、きれいな状態を維持されていますね。

東武日光の山小屋風な駅舎
この前の通りをやけに小学生を乗せた観光バスが多く下っていくなぁと思ったらJRの駅にE257系緑ストライプ編成の修学旅行列車が停まっていました。

帰りのけごん(スペーシア色の102F)では満足した息子が膝の上で寝落ちしていたので身動きが取れませんでしたが、その寝顔を見るのもまたささやかな幸せってやつですね。
まぁ大きくなったらこの旅の経験を忘れてしまうとは思いますが😌

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