電車二段寝台でない方のふたつ星です
JAM展示向けにかもめ号をいじっている間、たまたま「模型工房たぶれっと」さまのHPを見たら、西九州新幹線開業と同時に運行を開始した“ふたつ星4047”の改造パーツセットを見つけまして、ちょうど実物でも種車になった「いさぶろう・しんぺい」の2両を持っていたので作りたくてうずうずしたので、急きょ入手した「はやとの風」のキハ47も加えて挑戦してみることにしました。
こちらが種車
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IPA漬けで塗装をはがし、
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いくつか窓埋め箇所があるのでパーツセットに付属のプラシート片や手持ちのプラ角棒で埋めて、
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溶きパテ塗布→耐水ペーパー掛け→ときどきプライマーサーフェーサー吹きをほぼ平滑になるまで繰り返します(4~5回位だったかな?)。
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ガイアカラー001ピュアホワイトをエアブラシで吹き
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窓サッシも車体と同じ色に塗られているようなのでマスキングして吹きます
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装飾デカールを1つずつ貼っていきます。
肉眼では上下も判らないような細かい装飾が多くてなかなか手間がかかりますが、徐々にふたつ星らしくなっていくのが嬉しいと思わないとやっていられないものです。
最初普通に切り出して貼っていったのですが、バットの水から上げて台紙からスライドしてはがすとすぐ丸まってしまい貼り付けに大変手間取ったので。デカール表面に半光沢クリアスプレーをさっと吹いたところだいぶ貼りやすくなりました。ただ吹きすぎると印刷がにじんで使い物にならなくなるのでご注意を。
次に金帯ステッカー。前面ライト周りをまず貼っていき、それに合わせてほかの帯も貼っていく方法をとりました。
貼り付けが終わったらガイアのクリアーをエアブラシで吹いて光沢を出してから組み立てにかかります。ところが組み立て前に3号車の側ドア部1か所分のガラスパーツを紛失していることに気付きました。この車の分のガラスが分解時にバラバラになってていましたので、出し入れしているうちにどこかに落としてしまったようです。
しかたないのでこの3号車は後回し。もともと実車と違って側面のパノラマ窓(?)がない車を数あわせで塗り替えていた車なので(あいにく加工してほか2両と同等に作れる技量はもっていません)あまり執着せず、JAM開催時には2両での完成を目指します。
クリア吹きした車体にガラスパーツをはめ、
室内は2号車はひとまずいさぶろうしんぺい仕様として筆塗りしてあった状態、1号車は色差しを後回しにしてそれぞれフュギアを乗せてお茶を濁します。室内灯はマイクロエース純正の電球色タイプですが、色味が黄色っぽくイマイチなのでプリズムをクレオスMr.カラーのクリアゴールドを吹いてから装着してみました。
ざっくり言ってこんな感じで完成!
1号車=キハ47‐4047
窓埋め箇所は荒い仕上がりですがどうにか装飾でごまかせました。
あ、ちなみに装飾はこれでもいくらか略しているのであまり参考になさらないでください(笑)
↑室内灯を光らせた状態。結構それっぽい感じですね
2号車=キシ40‐4047
窓の障子はパーツセットに入っていた印刷積みのペーパーを切り出して両面テープ止めしてあります
本来中間に入る2号車水タンク側の前面(↑画像の右)ですが、当分連結相手がいないのでちょっと余計に標記類を入れてみました。
反対サイドはあっさり目
「ふたつ星」と名乗っているので2両編成でも案外収まりが良いなぁ…と思えてきました。
何より標記が多くて思った以上に時間がかかり、搬入日の出発直前までやっていたため一緒に持って行くジオラマの改修が考えていたほどできませんで、「何やってるんだろう」と自分で情けない気分になりました。
とはいえ実際に展示スペースにに置いてみると(都合により2日目からの展示になりました)、けっこう見栄えが良く苦労が吹き飛びました。
DM-18の“TSUKURIBITO”ブースで3日目最終日も展示しますので、お越しの際はぜひご覧ください。
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