2019年7月31日水曜日

【N】西新井の名無しの権兵衛入換機

ブログを書く時間が惜しくて間が空きましたが、つぎの新作紹介はkitcheNのエッチング車体素材を組んだこれ↓
東武西新井工場の入換車として使われていたモハ1101(←モハ5)を復元展示するため、その代替としてわざわざ上毛電気鉄道から1980年に引き取られて来た車(所沢工場で鋼体化されたモハ161)なので東武なのに西武スタイルな車。
車籍無しの無番号でしたので子供の頃見た保育社の東武本には誰が名付けたのか「名無しの権兵衛入換機」と紹介されていたものです←ちなみにワタシは実車を一切見ていません

2~3年ほど前にどっかの販売イベントのkitcheNさんのブースで直接買い求めて積んであったものを、先の湘南デ1に取り掛かったついでに手を付けました。
妻板をどうにかはんだ付けしたあと屋根の端部をエポキシパテを盛り、平ヤスリと耐水ペーパーでRを出し、

洗浄
プライマー吹き
下塗り(前回書いたので詳細は割愛)
車体を手持ちのアイボリーに、屋根を灰色9号にエアブラシで塗装し、窓サッシにタミヤエナメルのクロームシルバーを色差し。屋根にストックしていたGM西武451系キットのベンチレーターを接着。
ヘッドライトとテールライトはそれぞれ銀河モデルのN-011とN-063です。

適当な鉄コレの18m車の床板を失敬して写真の様に床板止めと干渉する部分をカットして接着。

エアブラシでウェザリングして完成です。
パンタのない側は非貫通。上毛時代はタブレット交換の都合なのか前面両サイドの窓の形が違っていたようですが、どうやら東武で再起するときに形を合わせたようです。

思い付きで以前一畑電鉄の鉄コレを旧ツートンカラーに塗り替えたは良かったものの相棒がいなかった東武風フリー電車に押してもらうことにします。
これは展示できるかはわかりませんが、これまでに作ったこーいうゲテモノ電車作品をズラッと並べたら面白いかも( ̄▽ ̄)
参考資料:鉄道ファン 1980-6・1981-6

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2019年7月27日土曜日

【N】湘南電気鐵道デ1出来‼︎

別ブログでお知らせ済みですが8月のJAMコンベンションに出展を控えててんやわんやの今日この頃です。そんな中いくつか仕上がったモノがありますので順に披露いたします。

まずは4月の鉄道模型市でひさびさに再生産品が出たので購入したアルモデル製の湘南のデ1形金属キット↓
京急デハ230形一族のうち初期車の製造直後の姿ですね。

モデル↓
※今年の京急ファミリー鉄道フェスタでの写真です

キットはエッチング貼り合わせの本体にロストワックスの前面・ホワイトメタルの屋根を組む構成。
ワタシは本体の内板と外板についてははんだ付けしましたが、ロストワックスをはんだ付けする技術がないので瞬間接着剤止めしました。

食器洗剤・サンポールで洗浄して乾燥させ、すぐスプレー缶のプライマーサーフェイサーを吹いて…

ネットでいろいろな方の作例を見ると「淡い色を塗装する前にピンク色で下塗りした」とか「ピンクのプラサフが使える!」といった情報を見ており、それは確かに使えそうだと思って手持ちのそれっぽい色(朱色5号)をエアブラシで吹き…

車体に近鉄マルーンを吹き←この色の隠ぺい力がやや弱いので前段の下塗りをした訳です

クリアー吹きしたあと手戻りにはなりますが車体をマスキングして屋根に朱色を吹いて取付脚を切ったPS11パンタグラフを接着。マスキングをはがす前につや消しクリアーを吹きました。この時代の電車独特な屋根の“鉛丹”(←顔料の一種で、防錆のため塗られていた様です)の色を表現するため極つや消し仕上げです。

ガラス表現の塩ビシートを接着して鉄コレ動力を入れ

ヘッドライト(銀河モデルN-011)とテールライト、キット付属のダミー連結器をブラックに塗装して装着。
ちなみに久里浜の保存車は床下機器がグレーに塗られていましたが、実際のところはどうも判然としないので黒で統一しています。

いつも通りレッドブラウンとフラットブラックでウェザリングして完成!

一緒に写っている木造付随車は、調べてみると京濱電気鉄道創業当時のボギー木造車(1号形とか12号形、26号形とか)の一部が複電圧化対応できずに電装解除されて海水浴輸送の増結車としてデ1系列に牽引されていたらしいので、ディディエフの近鉄モボ1型ディスプレイモデルをそれっぽく加工して相棒にしました。

↓パンケーキコンテナさんの車両展示台に乗せて
こうするといかにも記念物らしくて良いですね~
100年ほど前の「いだてん」の頃の東京を走った電車として展示したいと考えています。

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2019年7月22日月曜日

ながでん電車のひろば【2005】

せっかく長野電鉄屋代線、旧信濃川田駅でモハ1005を見てきたので、小布施駅構内で他のなかまとともに保存されいた2005年10月の画像を披露いたします。

↓モハ1005は一番奥
・・・といってもご覧の通り車両の外観が撮りづらい場所でしたのでロクな写真がないですが…

長電の乗車券か入場券があれば車内を自由に見て良いとのことでしたので見学しました。
↑信濃川田にカットボディとなって置かれていたモハ1005(廃車時は1003)の小布施展示時代の車内。残っているのがパンタ側の様ですのでちょうど上写真に写っている部分と思われます。

こちらはデハ354(→モハ604) しっかりとした車内には通票器が鎮座。

デハニ201(→モハニ131) 旧荷物室にはベンチがしまわれています。
この2両は「安曇野ちひろ公園」に整備のうえ譲渡されたそうで、見に行きたかったですが離れすぎているので今回は見送りました。

ED502(→ED5002)の前面
どちらかというと電車っぽい

運転台はこぢんまりとまとまっています。

見学していると茶色になる前の2000系A編成が湯田中へ発車して行きました。

 今はこの電車ひろばには2000系D編成が収まっているのはご存知の通りです。
コストなどの問題もあったのかと推察しますが、これだけまとまった車両が逸散してしまったのは残念なものです。。。

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2019年7月20日土曜日

【長野】中央東線~しな鉄 道中記

↑・・・・・・せまっ‼︎

先日の長野遠征の完結編、JRなどの行程を駆け足でご覧にいれます。
初日、新宿から♪10時ちょうどの「あずさ9号」でワタシはワタシは♪…旅立ちましたw。
E353系どころか中央線特急自体初めてだったのですが、ひたすら続く上り勾配とカーブを難なく通過しているのが実感できて、E353の高性能を体感出来ました。昔はさぞ運転に苦しんだ事でしょう。なんて思っていたら初狩駅のスイッチバック線に線にレール積みチキを従えたぶどう色のEF64 1000を見かけました←当然写真なし。

ところが中央快速線内の先行列車遅延と甲府駅手前での踏切安全確認のためE353の快足をもってしても10分ほどの遅延が発生。
飯田線列車に乗り換えようと思っていた岡谷駅の到着前には「飯田線と接続を取り、乗り換えのお客様の乗車を待ちますので、速やかな乗り換えにご協力ください」と車内放送で遠回しに走れっ!!と言われてしまったのでダッシュで乗り換え。
なんとか間に合い辰野へ。中央線の旧線区間を踏破したかったので辰野から塩尻行きに再度乗り換え。前を見ると運転士も同じく岡谷〜辰野間を担当していた方が塩尻行きに乗り換えて引き続き乗務していたのはJR東日本と東海とのテリトリーの都合でしょうか…?

中央旧線の広めの途中駅や小野〜塩尻間の大カーブに目を奪われていると終点塩尻に到着。
ここまで乗った車両は霜取りパンタ付きのE127系A12編成

乗り換えのため跨線橋を昇ると、ネットで見た事がある入り口が狭すぎる立ち食いそば屋を発見‼︎(冒頭画像)  面白いので腹ごしらえのため入店し、かき揚げそば(400円)をいただきました。
そばとツユは美味しかったとだけ書いておきます(^.^)
頼んでからメニューに載っているのに気づいた「安曇野葉わさびそば」にしておいたほうが良かったかも…
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松本到着後、上高地線をうろつく合間に同線西松本駅から歩いてJRの松本運転所裏手に寄り道。車窓からチラッと見えた救援車扱いの白化したマニ50 2029(?)は歩道からでもなんとか見れました。
※道路工事の防護ネット越しに撮影

この後松本駅前で腹ごしらえののち、松本20:05発の快速 長野行き2537Mに乗ります。
わざわざ狙ったのは一年前の時刻表にはグリーン車有りの表記があったので、特急車両を使った“乗り得”列車かも…と思って敢えて検索しないままホームに向かうと、停まっていたのは当地ではありふれた211系。
自分の中では東京で走っていた頃から当たりはずれでいうと“はずれ”の存在の当形式ですが、クハのトイレの向かいの2人がけシート(↓)をゲットできたのでそんなにがっかりもしませんでした(笑)。
↑車窓から姨捨の絶景をわずかに望みつつ
長野に到着。付近のリザーブしていたホテルに投宿しました。

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翌日、長電巡りの前に長野総合車両センターを外から見てみようとレンタカーで接近。車両センターと貨物駅の間の陸橋からなんとか覗けそうでしたので車を違反にならない場所に止めて近づいてみました。
189系N102編成!
クハ189-9の側かな?

開いた扉の向こうにDD16 11!!

道路を挟んで反対側の荷卸し線

・・・の隣には離脱中のE257系(M114・M203編成ほか)

この後の長電巡りを終えて無事にレンタカーを返し、しなの鉄道の115系を堪能するため長野14:22発の妙高高原行きに乗車。進行方向右手のボックスシートに陣取ってもう一度長総にカメラを向けました。
おおED60に115系訓練車! よく見ると左にちらっとN'EXも!!

トイレ設置工事中であろう中央快速線のE233系

クモユニ143!

ちょっとだけ顔を見せてるE231系武蔵野線車

ふたたびN102編成 こちらはクハ189-510側?
とまあ入場車に交じってレジェンド級の車両が複数保管されており、わずかながら垣間見ることができて大いに満足しました(*´▽`*)

興奮が収まった頃に車窓に目をやるとまばゆいばかりの緑。

クロスシートに陣取って豊かな緑と青空の夏の車窓を眺めながら物思いにふけるのがやはり一番好きな旅のスタイルです。今回久しぶりにそんな旅ができた気がした北しなの線でした。

十分満喫できたところで妙高高原に到着。
イメージ的にしなの鉄道115系はほぼ全部リバイバルカラーなのかと思っていましたが、今回はしな鉄色しか見ませんでした。
色はともかく115系に乗ると特別な気がせず「あぁいつもの電車だ」と思ってしまう国鉄型世代のワタシです。

向かいのホームで待っていたえちごトキめき鉄道の直江津行きに乗り換え。
こちらはロングシートなのが残念。

上越妙高で降りて北陸新幹線に初乗車します。
↑駅東口の脇にあるGACKT…もとい上杉謙信像

長野から先の北陸新幹線区間に乗ったことが無かったのでここまで来たのでしたが、新幹線が案外予約が多くて通路側しか席が取れず、トンネルも長かったこともあっていまいち実感が沸きませんでした(笑)。

でも上野でEAST-iが見られたのはラッキー♪

休みの都合で青春18きっぷ期間にかち合わなかったので特急と新幹線を使いましたが、今月から車内販売のコーヒーとお弁当の取り扱いが無くなったのは残念極まりないですね。
ワゴンが回ってきてもアルコールとつまみばっかりの内容では下戸のワタシは手が伸びず、恨めしい思いで見つめるだけでした。

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