2022年10月30日日曜日

【ブルーライン】離脱が始まった3000A形

↑先日離脱・搬出された3251F(4月)

横浜市営地下鉄ブルーラインでは2本目の4000形(4631F↓)の運用開始でついに最古参形式である3000A形の運用離脱→廃車搬出が始まり、3本目も本日朝(10/30)に本牧に到着するようです。
今回の甲種はグリーンラインの6両化用増結車2両もまとめての甲種輸送という興味深い方法になったものの、ワタシの家ではついさっきまで子どもが夜泣きしていたし、仕事疲れもあるので見に行くのはあきらめました。

そのかわり今回は3000A形の車内画像を中心にクローズアップしてみます。
あざみ野に停車中の3261F
運転台背面には首都圏では珍しくなってきたダイヤル式の行先設定器。ブルーラインではA形からS形まで採用されているのでまだ多数派です。

貫通扉の無い連結面は柱を目立たせないデザインなので、一見すると営団6000系の広幅貫通路を思い起こさせる雰囲気

ついでに貫通路があるとこんな感じ↑

車端部にクーラーが載っているのでその部分は低屋根構造

やや広めの客ドアの上には現在位置表示器

床材のデザインは通路中央部が明るめのベージュ色

クーラー周りのコーキングは経年劣化でだいぶはげ落ちてるのが見て取れます

そして車内最大の特徴が運転台と客ドアの間に1ボックスだけ設置されているクロスシート
「はまれぽ」記事によるとその向かいに車いすスペースを設けて着席定員が減った分を補うため採用されたもので、同線の現存形式ではA形だけに見られる特徴です。

ワタシなんかの世代の感覚では十分新しい気がするのですが、より新しい車と比べると全体的に古臭さがあって見劣りするのは残念ながら否めません。

床材に経年劣化によるひび割れがあるため張替の費用がかさむため、内装更新して継続使用することを断念して置換えに踏み切ったとどこかの報道で見た覚えがあります。
地方鉄道などで引き取ってもらうにも短編成化のために走り装置を一新するのみならずその床材張替の必要もあるので、いまのところそこまで手を入れて引き取ろうという動きはいまのところ無い様です。

↑最古参の3241F
前にも書きましたがこの24番編成がA形のトップナンバー(4桁のうち“24”はブルーラインの通算編成数を表します)。

4000形が増えるにしたがって3000A形が引退し、同形の絶滅はそう遠くないようですので最後までトラブルなく走り終えてほしいものです。
・・・日比谷線や銀座線の車両みたいにどこかに引き取られないものでしょうかねぇ

鉄道コム&にほんブログ村参戦中、グッと来たらクリックくださいm(__)m
鉄道コム
にほんブログ村 鉄道ブログ 関東の鉄道へ

0 件のコメント:

コメントを投稿