2022年4月13日水曜日

【N】白ガエル&熊本ガエル

 
↑熊本電鉄と松本電鉄の5000系

こちらの東急5000・5200系本が出版されたばかりのタイミングですが、ちょうどワタシのところではNの松本電鉄と熊本電鉄譲渡仕様の5000系が出来ました。

まずは松本電鉄(→現アルピコ交通)上高地線5000系から
グリーンマックスの板キットがベースです。

最初にモハの方になんとかコアレス動力を入れるためGMオフィシャルブログの記事を参照に加工。
まず車体裾を削るため、1㎜幅マスキングテープを使って裾から1㍉の位置を残してマスキング
その隠れていない端の部分を荒い棒ヤスリでガリガリ削って、、、
これで床板を入れる開口部が両サイドあわせて2㍉分広がる状態になったので車体を箱状に組み、
接合部の隙間がなくなる様パテ等で修正して白3号で塗装。窓サッシはタミヤのクロームシルバーを筆塗りしました。
紺と赤の帯は“あまぎモデリングイデア”から発売のデカールが手に入ったのでマークセッターを含ませながら貼り付けました。

前面ガラスはこのボナファイデプロダクトのパーツをはめこみ
思った以上に開口部をヤスリがけしないとなかなかフィットしませんでしたが、その甲斐あってなかなかのツライチ感がでました。

コアレス動力は本体側面のツバを切り落として、車体内部に貼り付けた1㍉厚プラ板が合う位置で両面テープ止め。
参照にしたGM通信では1.5㍉の物を貼ったと書かれていますが、ワタシがやってみたところ車体を削ってから貼り付けたからか1㍉プラ板の方がちょうど良かったです。

動力車の床下機器は買ったもののNゲージ化する気が失せて放置していたアンレールの5000系の物を活用
リバーシブル構造なので使わない裏の面と取付け座を現物合わせで薄く削り、、、
・・・それにしてもキット付属の物も、台車枠に付属の床下機器もなぜ旧国用の使いまわしなんでしょう…高性能車だから実車とは全く違うんですがねぇ。
それを黒く塗って接着しました

一方クハは付属の機器を切り出して最小限の機器しかついていない状態に。

ダミーカプラーも付属の物ではなくクロスポイント東急7200系キット付属の物を利用。
実車通り胴受が突起部から出ているように見えるような位置に接着します。

またパンタ周りはこんな感じに↓
赤城の実車の屋根を確認したところ、電装解除車であるクハ5006はランボードの足と列車無線アンテナの取付金具の台座だけが残っている状態でしたのでそれにならってカッターで慎重に不要なモールドを削ってペーパーがけし、灰色9号に塗装。

ご参考までに実車資料です(代表の許可を得て撮影)↓
モハ5005
クハ5006
・・・肝心なパンタ跡が遠くて見づらいですが勘弁してください

そんなこんなで完成しました。
拡大するとどうもアラが目立ちますね😅
それはともかくこのキットは初挑戦ではないものの、以前作った時は動力化を断念したことがあり、今回コアレス動力を使うことでようやく快調に走らせることができました。

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つづいて熊電のアオガエル
ワンマン仕様車の黄色とオレンジの帯が1980年代らしくていいなぁ…と思っていたら、オークションサイトでトミックス製品が元箱・付属品無しの割と手ごろな価格で出品されていたのを見つけて思わず落札。

発売後しばらくして熊本電鉄に乗りに行ったら、北熊本駅の改札でこれが売られているのを見かけたものの、財布の中身がギリギリだったこともあって悩みに悩んで見送った…なんてこともありました。

こちらは軽めに入線整備
T車の内装の座席部にあずき色で色差しし、

ライトケースの前面窓から見える部分にブラックを塗って目立たないようにして、

パンタをダークグレーに塗装

また実車の5043と5044の前面はエアーホースもジャンパ栓も撤去されていた様なのでカッターでそぎ落とし、くすんだ感じにしたかったので車体をバラしてつや消しクリアを吹きました。

元通り組み立てて完成!

以前作った上田の平面ガエルやトミックスの東急仕様、マイクロエース製岳南5000もそろえて記念撮影。我ながらよくそろえたものです。

上高地線ネタも増えてきたのでお立ち台も作ってみようかと思います
つづく

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