2020年9月14日月曜日

SSE車車内公開とツートンカラーたち【小田急ファミリー鉄道展2003】

新博物館に収蔵のため保存用に3両化された小田急(初代)3000形SSE車が本線上を回送されたことで盛り上がっておりました。最後の本線移動はできることなら見てみたかった…
それにあやかりまして今までのところ唯一同車の車内を見ることができた2003年10月19日のファミリー鉄道展の画像をアップいたします。

海老名駅の傍らのSSE車専用庫にて、引退時のままのデハ3021
イベントの一環としてこの庫も開放されると聞いてワタシは当日喜び勇んで海老名に向かったのでした。
列に並んで初めて入った建屋は、狭く引きがないので前面はこんな風にしか撮影できなかったものの、この愛嬌のある面構えを久しぶりに見られて感激したものでした。

こちらは復元された下り方先頭部(デハ3025)
この下り方から車内見学ルートとなっていました。

車内はこの通り完全な状態
多数のファンが来場したためか床が砂ぼこりでジャリジャリしており、後始末が大変そうな状態でした。

座席は枕カバーこそ無いものの赤い回転クロスシート

上部がアーチ形をした特徴的な側ドアの車内側はこんな感じ

3023号車の喫茶カウンター
残念ながらこの車号は解体されてしまったため現存しません。

リブの並ぶ3023号車の車体
車内が見られたのはここまででした

一方こちらは第一会場である車両基地
運び込まれた2200形保存車と復刻塗装の2600形、それに10000形HiSE(10071×11)の並びが目を引きます。

下り方先頭車デハ2202

連結部

デハ2201
ピカピカで実に美しい状態でした

こちらはツートンカラーに塗られたばかりだった2600形2670×6
旧式の行先と種別板が泣かせます。

3~4号車間連結部

この2本の並びはシブくてたまりませんね~
この両形式も1両ずつしか残らなかったのは複雑ではありますが…

そして2200形の奥に置かれた新製間もないクヤ31
まだ“TECHNO-INSPECTOR”の愛称と帯デザインが決定する前のスッピン状態です

ちなみに留置線はこんな感じ。まだまだ鋼製車が多い時代でした。

収蔵のため一部車両の解体など残念なことはあったとはいえ、ロマンスカーミュージアムもオープンに向け着々と進んでいるようで楽しみですねっ♪

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