2020年9月6日日曜日

【0906】ホビセンフェスティバル!

コロナ禍の影響でしばらくウェブ配信が続いていたホビセンフェスティバル、YouTube配信と同時進行しつつ久しぶりにホビーセンターカトー東京店で行われることになり、どうにか都合がついたので聴講に行って参りました(*`・ω・)ゞ

2021年1月発売予定ポスター1枚目から…
スハ44系特急「はと」については1コマ目のASSYパーツトークショーから聞けたので、2コマ目の新製品情報の内容とともに要約します。

前回(青大将色ではない方)の「つばめ」に対するバリエーション展開

ぶどう色のマイテ58 1は、青大将仕様およびホビセン京都店オリジナルで発売された塗替え品とは作り分けられており、屋根のベンチレーターの有無や一等室側窓の数、ふさがれていないデッキドアを表現。

「つばめ」とは客車の融通をすることがあったほか、「増」号車としてスハやスロが増結されることもあったのでASSY組み単品を足すのもおススメとのことです。

ASSYのTR47台車は、ビス止めは共通ながらカプラーの違いで2種設定されます。
マイテ58の展望デッキ側はダミーカプラーなので連結化したい向きはTR73台車を別途購入のうえ各自創意工夫で対応ください。

牽引機C62東海道型は、通常仕様は客車と同時ですが2号機の方は1月遅れの3月発売予定です。
一方のEF58初期型大窓(茶)は再生産。6,200円+税と今となってはお安めの価格設定ですよ、とのこと。

1月発売予定品ポスター2枚目の内容に行きまして…
EH500 3次形 新塗装はJRFロゴとGPSアンテナの無くなった現行仕様

ED19省形ヨロイ戸のモデルは4号機。これまでの物と併せて全機揃えても損はないですよ←メーカーさん的にはそりゃそうですよね~(σ・∀・)σ

ED19に似合う貨車たち。タキ25000は2種で値段が異なります。
ちなみにLPガスのガスボンベと同じ灰色に塗られているのは法令に基づいての事だそうです。
ベルニナ急行客車は新ロゴかつアレグラと分けた新仕様

ちなみにベルニナ線ではこのパノラマ客車はアレグラに牽引されて急行列車に、

既発売のEW-Ⅰ客車は鈍行に使われています
・・・新婚旅行にかこつけてスイスまで行ったおかげで話がよくわかります
↑スイマセン軽い自慢ですw

そして今回の増結セットに含まれるオープンパノラマ客車は夏のトップシーズンに普通列車や臨時列車に組み込まれていますが、5年以内に置き換えられて引退するのが決まっているとのこと。

現地では見なかったなぁ…と思ったのですが、サンモリッツ駅を遠望した写真に小さく映っていました(↑画像中央左手に2両)

そしてアレグラは再生産。アルブラ線の動力車はこれに統一されつつありまして、麓側に当たるクール駅に乗り入れる時は路面軌道を伝って入る面白い存在なのでぜひユニトラムで遊んでほしいそうです。

ヨーロッパつながりでオリエント急行4158保存車はレールが付属するのでディスプレイ用にもうってつけ!
注:軌間が異なるのでアレグラ等と連結させない方が無難でしょう

その他しばらく生産されていなかった商品の再生産(トヨタハイエースは新仕様)がいくつか。個人的にはローカルホームセット(キットタイプの方)の再生産が加工のしがいがあるので嬉しいところです。

またホビセン扱いの輸入製品の発表がいくつか
ツークシュピッツ登山鉄道
基本3両と増結客車2両の構成ですが、それぞれHO(16.5㎜レール)とHOナロー(9㎜レール)仕様が発売されるとのこと。
親しみを感じる形態の凸型電機ですね~

ハックブリュッケン鉄橋
HOとNスケールの両方を展開する金属製鉄橋

最後にT-TRAKジオラマ写真コンテストの告知
今回は「鉄コンアプリ」での募集で、エントリー締切が10/23なので前もってエントリーだけ済ませて製作に取り掛かっても良いとのこと(投稿受付は11/22 22時締切)。
やはりT-TRAK規格厳守だそうですのでワタシが最近作ったモジュールではダメそうです…

なお速報としてリリースされたE261系「サフィール踊り子」とE257系2000番台については新たな情報はありません。

3コマ目は8620形蒸機について。
担当はKATOの関 良太郎氏
1時間超の内容の濃い講演でしたのでかいつまんで内容をご紹介しますと、

ハチロクの解説から始まり、、、

製品化の苦労話
既発売のC50とは見かけは似ていても難易度は格段に高く、特にランボード上に突き出た動輪カバーや近代機にない板台枠の表現など、プラ完成品としては無茶な要求をひとつひとつクリアして製品化にこぎつけたのだとか。

さらに花輪線の解説
十和田南駅のスイッチバックは一見必要なさそうに見えますが、建設認可の降りていた三戸までの未成線構想が絡んでいるらしいです。

最後に編成例
花輪線での1機あたりの牽引定数は120t。客車なら3両くらいで、二軸貨車ならだいたい5両。それ以上貨車が増えると重連・三重連になるのだそうです。

なお沿線は木材と鉱物資源の出荷が多かった関係で無蓋車の比率が多かったそうです。

模型の楽しみ方はやはり三重連がおススメなので3機買って欲しい!
シールドビーム灯はD51と互換性があるので交換するのも手だそうです(中央西線にシールドビームのD51の実例あり)。
あとはむやみに分解すると極細のパーツなどを破損する危険性が高いので分解はするべきではないとのこと。

これだけではない盛りだくさんの内容でしたがここでは割愛させていただきます。
↑1階ショーウィンドウに飾られていたモデル
実に魅力的です!

最後に会場で披露された試作品の画像です
UP #1111 POWERED BY PEOPLE

20世紀特急

広島電鉄1000形“LEX”

同“PICCOLO” “PICCOLA”

227系0番台

キハ58系 パノラミックウィンドウ車

701系1000番台盛岡車(↑画像左が改良されたスカート)

青い森鉄道701系

東武8000系更新車

こちらは2階に飾られていたボディと付属パーツ

EF64 0番台

急行「きそ」客車


731系&キハ201系

Thalys PBA塗装

N2000系

以下は店舗の方に飾られていた試作品↓
CN Transcontinental Train

東武8000系

新ローカルホーム&駅舎

やはりメーカーさんのナマの声を直接聞けるのは良いですね~。
8620とか思わず買ってしまいそうになりました
↑グラッと来たものの辛うじてこらえたワタシです(/ω\)

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