ここ数日間に去就の気になるふたつの東急電車を見てまいりました。
まず渋谷ハチ公前のデハ5001号車
JR埼京線・湘南新宿ラインのホーム移設工事も済んだので、じきに秋田県大館に移されるということで改めて写真に納めてまいりました。
ちなみにこちらは今年1月中旬時点での同車
コロナウィルス流行があったのでだいぶ人出が減り、観察には向いていました。
前面ガラスがすっかり広告スペースとして扱われてしまっているようですが、破損が無いことだけは救い・・・といったところでしょうかねぇ。
サボ受け横の手スリは摩耗で別所線時代の塗装が露出したのかクリーム色に
側面
度重なる塗り重ねで側窓のユニットサッシの段差が埋まりつつあります
パンタグラフは状態良さそう
妻面
車端部の昇降ステップを跳ね上げた状態にして残したのは良い判断だったと思います
しかし地下街入口のガラス越しに見ると
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側面に穴をあけてエアコンの室外機へのダクトを通してしまっています
秋田に移設の際には当然下地処理しての再塗装などの整備はするものと思いますが、その際には穴を埋め直していただきたいものです。
上田交通から東急電鉄に引き取られて長津田検車区に完全な状態で保存されたあとのこのカットボディ化の仕打ちには世の東急ファン皆が大いに嘆き悲しんだものの、ハチ公つながりの半ばこじつけとはいえ解体を避けられたのは不幸中の幸いと前向きに考えたいものです。
※ ※ ※ ※ ※
もう一方は長津田工場に廃車回送された8606F
緊急事態宣言も解除されたのでようやく見に行けました
こどもの国線恩田駅ホームから望むと…
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白幕を出したデハ8506を確認
となりは8606Fにつづいて運用離脱した8626Fの中間車と思われます
駅を出て見下ろせる道路から見てみると
東急テクノシステムの特修庫には3000系が入場中
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編成をバラされた5119Fの向こうに8506が確認できました
ネット上の目撃情報によればデハ8606との先頭車同士2両で連結しているらしいですが、以前も工場開放イベントで7601Fや8691Fなどの解体前の車両の展示に使われた線であり、この2両もイベントで展示される可能性はあるものの、その後どうなるかまだ何とも言えませんね。
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