今回も相鉄のちょっと懐かしい話題。
相鉄には21世紀に入るまで味のある貨車がまとまった数在籍していましたので、今回は再掲写真を交えてそれら黒貨車をまとめます
1996年(平8)2月、スノープロウを付けた雪かき用トム260形(↑画像手前)
このトム260は西横浜と厚木操車場に2両ずつ常備され、普段は単管パイプを加工した様な頼りない連結棒で向かい合った状態で2両つながって置かれており、雪が積もったらED10重連の前後に連結されて除雪するというシロモノでした。・・・稼働するところを見てみたかったものです。
普段めったに雪が積もらない相鉄沿線にもかかわらず除雪車を用意していたということは、おそらく過去に大雪で苦しめられたことがあったのでしょうね。
同じく無蓋車のトム600形。観音開き戸を持つトム260と違ってシンプルなあおり戸を持つ無蓋車。通常はホキ800(国鉄のものと同形)ともども厚木操車場に留置されていました。
たまにバラスト輸送に駆り出されたり…
- 相鉄のバラスト工臨【1997】より再掲
資材の運搬に使われたりと、そこそこ活用されていました。
これらの貨車たちは定期検査も電車と同様にかしわ台工機所で行い…
見づらいですがED10にはさまれて試運転を行うなど手入れは十二分に行われていました 1999年8月 かしわ台~相模国分(信)間
昔撮った動画をよく見ると、トフ緩の引退後は担当車掌の方はEDの最後部に乗務していた様ですね。
めったに動かないとはいえ茶色いデッキ付き電関と黒貨車の取り合わせがここで見られるならわざわざ地方私鉄まで遠出しなくても良いんじゃないのか…とまで思うほど激シブの面々でした。
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