はじめての東武蒸機♪
家庭内の事情により近く単独で丸1日出歩く事が厳しくなることから、オフの日に今まで行きそびれていた所に行っておこうと思い、考えた結果一度も見ていなかった東武鬼怒川線のSLを見に行くことにしました。
そして当日(5/26)、急な寄り道が生じたため予定より少し遅れて鬼怒川に向かいます。
北千住で東武に乗り換え、ホームでは早速50057Fの試運転に遭遇。
先行の急行から春日部で降りると少し後に再び同編成か追ってきました
試運転表示。検査出場後らしくクーラーや下回りがきれいになっていました。
合間にアーバンパークラインの8000系などにカメラを向けつつ…
11:33発のリバティ会津に乗り換えて鬼怒川線の新高徳で下車。webマップで目を付けていたポイントに歩を進め、、、
到着したのは鬼怒川温泉方の田んぼ越しに線路が見えるポイント。ここで下今市13:00発の「SL大樹5号」を狙います。
遠くに汽笛や鉄橋を渡る音を聞きながら待つと、ゆっくりやってきました!!
この日の牽引機は真岡鐡道から異動してきたC11 325。
撮影しているワタシに気づいて乗務員の方が手を振ってくれています😆
また客車はぶどう色の編成。新顔の展望車も中間に連結されています。
ローカル運用の20400型も撮影
予定では早めに着いてこの前の上りSL大樹2号やスペーシアも狙うつもりでしたが贅沢は言えませんね。
しばらく列車が来ない様なので少し散策
マップを見ると駅前から伸びるこの道がどうもかつての東武矢板線の廃線跡の模様
その先も“いかにも”なカーブで道が続きますがたいして時間もないのですぐ引き返します。
こちらは新高徳駅から分岐していたと思しき駅前のスペース
さすがに痕跡は見当たりませんでした。
1時間ほどの新高徳滞在で鬼怒川温泉に向かいます。
ちなみに奥日光に光徳(こうとく)牧場というのがあるのでなんとなく同駅も「しんこうとく」と読むのかと思ったのですが「しんたかとく」だということを初めて知りました。
鬼怒川温泉駅に着くと、客車だけがホームに待機中
1号車=スハフ14 501(元JR北海道)のディーゼル発電機が動作音を上げています
2号車は先ごろ惜しくもブルーリボン賞・ローレル賞を逃したのオハテ12 1(元JR四国 オロ12 5)
行先サボは固定されている様です
展望スペース内には木製のベンチが並んでいます
よく見るともともとあった窓や側ドアの開口部を活用しているようですね
3号車=スハフ14 5(元JR東海→JR四国)
1号車側だけで電源がまかなえるのでこちらのディーゼル発電機は停まっていました。
一方C11+ATS対応用のヨは転向を終えて側線に待機中
ヨ8634の窓には可愛らしいこいのぼりと金太郎(?)が飾られていました
停まっている間も音を立てて蒸気を吹きだしている主役のC11 325
一方こちらは会津高原方の引上げで待機していた野岩鉄道6050系(61103F)
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14:40頃にホームに入線
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近くで見たらだいぶくたびれてきているのがわかります
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乗客を乗せて14:46発の会津高原尾瀬口行きとして発車して行きました
今春で東武線内では定期運用を失ったので、これも今回見ておきたかった車だったのです。
ここで駅を出て下今市方の陸橋に上がる階段へ移動
液を見るとスペーシアに253系、20400型が入線してホームは満線状態
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スペーシアと20400型が出て行くと、、、
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15:20頃C11が入換えを開始
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客車と連結されてSL大樹の組成が完了
↑険しい目つきで線路脇を巡回(?)していた猫さん
せっかく来たのでSL大樹6号(15:37発)に乗ってみることにします
ネット予約した座席は3号車=スハフ14 5
駅周辺や前後の列車の賑わいの割には拍子抜けするような乗車率でした
この車には本来の簡易リクライニングシートが残存しており、体勢によっては倒していた背ズリが直立状態に戻ってしまう機構は健在。
世代的に急行八甲田なんぞで何度も乗った形式なので涙が出るほど懐かしい乗り心地です😭
複数名乗務されているアテンダントの方に「今日は空いているのでぜひ隣の車両も乗ってみてください」と言われたので見物に行ってみます。
ということで展望車
機関車の煙が回ってきたり直接風を感じられるスリリングさが思った以上に新鮮です。
屋根裏はこんな風に天井板を省略した造り
客室内は12系客車のボックスシートに限りなく近づけた感じ(←全く同じではない)
シートの把手やテーブルは木製のもの
照明もよく見るとこの車だけ蛍光灯風のLED照明でした
乗ってみると感心したのがホスピタリティの良さ。「あちらで手を振ってくれていますよ」や車窓から見える鬼怒川の景勝地を教えてくれるなどアテンダントの皆さんや車掌さんの放送が細やかで大変楽しませてもらえました。
お礼の気持ちを込めて名物の黒いアイスクリームを車内販売で購入。某アイスと違って乗車中に食べきれる程度の固さでした(笑)
扇形庫にはC11 207が休んでいますがデビュー予定のC11 123はまだ見えません。
しばらくすると浅草方に一度引き上げていた大樹編成が推進運転で帰ってきます
この後機関車を切り離してターンテーブルで向きを変える儀式があるのですが帰路を急ぐのでここまで離脱。
リバティけごんで浅草まででて盛りだくさんだった一日の行程を終えたのでした。
日によっては平日でも走っているのがワタシなんかにはありがたいものです。
ワタシのようなガチ勢(笑)でも、家族旅行などの方でもSL大樹は大いに満足できると太鼓判を押せる列車でした。欲を言えばちょっと乗車時間が短いかな・・・
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