2016年6月7日火曜日

【東急】1000系一代記~N・N’編~

4+4両組成の通称1000N系
分割されて目蒲線で運用中の1013F
平成2年10月 目黒にて

平成20年9月 荏原中延
3両になって前後で運転台形状がそろうように組み替えられ、幌枠も撤去されましたが、今となってはスカートがないなど比較的原型に近い方といえる存在です。

こちら通称1000N’系
平成5年1月 中間デハ1両を抜いて池上線で試運転し始めた1016F
4両の目蒲線時代は撮り損ねました(泣)

一方、抜かれた中間車は新製された先頭車と組み合わせられました。
平成5年3月 東横線で試運転中の1022F
 仮設の頃の多摩川園にて
東横線がまだATSだったこともあって元住吉で組み替えていたようです。

その直後、池上線にデビューした1022F
中間車だけが汚れているのがお分かりいただけると思います。
池上電気鉄道モハ100形以来60年余りなかった新車の直接投入に(ワタシ的にはw)大いに湧いたものでありました。
ちなみにこの年の夏、目蒲線に車両不足が生じたようで1014Fが元通りデハ1219号車を組み込んだ4両で目蒲線に復帰し、取り残されたクハ1019-デハ1319はほぼ夏休みの間じゅう雪が谷検車区の隅で惰眠をむさぼる羽目になりました。

ここでいろいろなヘッドマーク付きの写真を並べてみます
平成19年12月 荏原中延
池上線80周年ヘッドマークのついたクハ1012がデビューしたばかりの7101Fと並んだところ

平成20年1月
池上線全通80周年ヘッドマーク付きのクハ1023
デザインは戸越銀座商店街のご当地キャラですね

平成24年8月 蒲田
池上線開業90周年ヘッドマーク付きクハ1012
平面な前面だからか結構ヘッドマークが付けられています
もう見分けがつきませんがこの1012Fも元東横線のグループです

さて、デビューから数年を経て、新車と思っていた1000系も思いのほか早く地方へ譲渡されてしまうものが現れました
平成20年1月 長津田工場で上田電鉄へ譲渡のため改造される元1015F
こちらは外された中間車デハ1315
少し前の東急であれば何としてでも使い倒したはずですが、あっさり解体されてしまいました(泣)

平成20年8月 下之郷
上田電鉄で1001編成としてデビューしました。

月日は流れ、まるまどりーむ…ではなく本家池上線に生きる1017F
このツートンカラー編成は【東急】ツートン1017F池上線試運転を追うの後、‟HOTほっとTOKYU”5月号で「きになる電車」という名称が発表されました。

このグループはしばらくは今の体制のままになるでしょうが、さしあたって上の1017Fのような内装更新車が広まるのか注目といったところでしょうか。


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