2024年3月14日木曜日

【N】相模線のキハ35形

 トミックスから発売されたキハ35相模線色を買ったので、確保してあった首都圏色のキハ30とあわせて整備しました。

ワタシの最近の方針は、模型自分の写真か乗車記録のあるナンバーに合わせること。相模線のキハ35系も写真に納めた車両があったので、整備内容とあわせて紹介します。

キハ35 101
品川で出場回送中の写真↓をネタに、車体を光沢クリアを吹いてテカテカにしました。
こちらは実車。当ブログ(品川駅の珍客2態【1989~90】)より転載の大宮工場出場回送中の品川で出くわした時に撮った写真です
付属インレタを転写し、トイレ窓にホワイトを入れた程度です。

キハ35 519
配置表をたどると相模線電化後も転出せず、保留車として茅ヶ崎に残って数年後に廃車された500番台です。
ワタシははっきりとは記録していませんが、当時通学途中にEF65PFに牽引されてドナドナされる3両ほどの相模線キハを見かけたのでその中にこの車が含まれていた可能性は十分あります。
こちらは半光沢仕上げ

キハ30 97
青梅線に臨時列車として入線した時の写真をよく見たら、前面渡り板のナンバーが読み取れたのでそれに決定。
その実車と私↑ これも当ブログ(青梅鉄道公園と青梅線からの転載)
検索したら実車は相模線色になったあと電化時に八高線に転出し、そこでまた首都圏色に戻ったそうです。付属インレタにキハ35 97ならあったので、それとキハ30とを組み合わせて表現。
こちらはつや消し仕上げ。どてっ腹にデカデカと描かれたJRマークも今となっては懐かしいものです。

それぞれジャンパ線やエアホースのコック部などに色差ししてツヤ消し仕上げにしました。
出場直後の設定のキハ35 101以外はいつも通りウェザリング→薄め液を含ませた綿棒で車体を拭うスミ入れを施してあります。
「架線注意」表記はトレジャータウンのインレタ。3両それぞれ場所が違うのは実車通りです。

屋根も排気口あたりを強めに、くたびれた感じのキハ30 97は全体をレッドブラウンでうっすら吹いてみました。

こんな感じで手ごろな3両を揃えました。非電化時代の茅ヶ崎の相模線ホームで停まっていた実車を思い出しますねぇ。

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2024年3月6日水曜日

ポポンデッタ製東急5200系【N】

 
大井町線名物青ガエルが1両混ざった“湯たんぽ”とQシート車のすれちがい!

ポポンデッタからNの東急5200系の製品化発表を受け、幼い頃に見てインパクトの強かった大井町線5両編成の方を即予約しておりました。
で、先月ようやく届いたのでさっそく汚しなどしてみました。

パンタグラフは替えるか悩みましたが、タイムライン上で替えてる方が多いのでそれにならってトミックスのPG16に取り替え。ミッチャクロンを吹いたあとGMスプレーの伊豆急ペールブルーを吹いて昭和の東急らしい薄緑に着色して取り付けました。
参考までに、塗装前のトミックスのPG16製品のパンタ↑
比べると基部の抜け具合などの細密さがやはりトミックスの方が勝っているようです。

とはいえステンレス外板の金属光沢など驚くほどの再現度
例によってエアブラシでレッドブラウン→フラットブラックを重ね吹きし、車体は薄め液を含ませた綿棒で拭って実車の洗車で落としきれなかった汚れ残りを再現。
汚す前
施工後
こういう凹凸の多い車は特に有効です

もちろん屋根もウェザリング。もう少し黒っぽくしたかったのですがまぁいいや。
そのほか列車無線アンテナにタミヤのミディアムブルー、デハの床下にある断流器の蓋にバフ(ベージュ色)を筆塗りしました。

室内灯はメーカー推奨のポポンデッタの白色タイプ(品番1560)
付属の透明パーツを車内に立てて
それにスプリングを差した室内灯を装着する方式
エネルギーチャージャー付きは初めて使いましたが、スーパーキャパシタほどの効果は無いようで、パワーパックを切るとほぼ同時に暗くなります。とはいえチラつきは確かにほとんど無く、テープLEDながら光量暗めもスイッチで選択できるので、暗めにしておけば極端な明るさでもなく案外悪くないですね。

1両ごとの画像です
デハ5201
裾の東急コーポレーションマークは印刷済みの金属板材をユーザー自身で取付る方式

デハ5211(この車が動力車)

構造はマイクロエース製品に似ています

サハ5251

デハ5117
1両だけ組み込まれた“青ガエル”

この車は屋根のパンタ周りだけ3000形の様に絶縁されていて黒っぽいので配管を烏口を使ってスカイグレーで塗りました。
形状の違うセミステンレス車にこの鋼製車が挟まれるという伝説的なエモエモ組成です。

デハ5202

両先頭車を並べて
左の5202の前面下部のステンレスのビートが少ないのは事故に遭った名残です。
それにしても製品状態でエアホースやジャンパ栓、乗務員ステップなんぞを再現しているのは大したものです。

やってみたかった新6000系との並び
Qシート車の1両だけオレンジ色なところが5200の1両だけ緑の編成と一緒だなーと思っていたのでやってみた時代を超えた模型ならではの並びでした。

実車は1本だけの存在でしたので、人気車種とはいえまさか完成品が出るとは思ってもいませんでした。
模型として見ても室内灯の支えが先に触れたとおり透明プラで出来ていたり、シートと床の色分けがされていたり、ダミーカプラーの作りといい先行他社製品に追い付け追い越せという気概が感じられる出来であり、買って良かった逸品といえるでしょう😊

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2024年3月3日日曜日

東武8111F&50周年スカイライナー50周年装飾編成に会った【3/3】

諸事情で休日に珍しくひとりで家を空けなくてはならなくなり、どこに繰り出そうか考えたら、8111Fが東武アーバンパークライン(←すっかり野田線って言わなくなりましたねぇ)で定期運用に入る様になってからまだ見れていなかったのでそれに決定。運用をググったら都合良く船橋~柏間のローカル運用中でしたので柏に飛びました。

東武線ホームに行くと8172Fが船橋行きで停車中でしたのでまず一枚。関東では直流モーターの車がめっきり減ってしまいましたのでどれも記録。お目当ての8111Fはこの1~2本前に船橋に向かったようなので飛び乗ってひとまず追いかけます。

東武らしい東武電車な8000系の乗り心地を堪能しながら降りたのは逆井。特に当てはなかったのですが、高柳側に跨線橋が見えたので試しに行ってみると、なんとか撮影ができそうなのでカメラを出してスタンバイ。
ちなみにズームなしのスマホで撮るとこんな所↑ 架線柱と架線柱の間を望遠で狙えば線路に近づかなくてもまたーりと狙えてワタシ好み。試し撮りしながら8111Fが来るのを待ちます。

LED表示&HIDヘッドライトの8166F
編成に架線柱のビームがかかりますが私は気にしません

61604Fの急行
この新型もなかなかカッコいいですね

幕車の8159F
側面などは結構くたびれた感じでしたので先は長くなさそう…

11651Fの急行
未更新の幕車です

そしてやって来た8111Fには「武鉄道杯少年野球大会 メモリアルトレイン」のヘッドマークが付いてました

いそいで跨線橋を駆け上って発車する最後尾をもう一枚

もういちど戻って先ほど乗った8172Fを撮影して離脱。柏から戻ってくる8111Fに乗り遅れないよう駅に戻ります。

10030系更新車の11636Fが柏に向かって行くと…

8111Fが到着。少し乗っていきます。

次の高柳で急行待ち合わせのため停車時間があります

ということで車内をちょっと見たりして過ごしました。先頭車には広告枠を使って8000系の貴重な写真が飾られていました。

61604Fの急行を先に行かせて発車。

そのあと新鎌ヶ谷まで乗って離脱しました。
こんな軽に会いにに行ける動態保存車って素晴らしい!
けど言い換えれば「見れるうちに乗っておきなさい」ということなのかもしれませんから乗れてちょっと安心しました。


帰り際に新鎌ヶ谷で北総線を待つ間、ちょうど当駅に停まるスカイライナーがあったのでカメラを構えると…
現れたのはスカイライナー運行50周年ラッピングのAE3編成

側面ラッピングは初代と今のスカイライナーが描かれていて好感が持てます

後光さすスカイライナー
今日も良いもの見れました♪

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