2022年6月30日木曜日

多摩川の三菱重工専用線跡【2002】

酷暑で電力事情の厳しいこの頃ですので、省電力モードで軽いネタを。

 たしか「鉄道廃線跡を歩く」というシリーズ本のどこかに載っていたと思いますが、現在の湘南新宿ライン(通称品鶴線)の多摩川橋梁の東京都側から分岐する貨物専用線がかつて存在したことを初めて知り、驚きの余り2002年9月某日に自転車を漕いで見に行った時の写真をアップいたします。
田園調布高校付近の道路橋「美富士橋」から見た分岐部跡
この辺りで専用線が左に分岐し、品鶴線本線としばらく沿って通っていたようです。

少し先の東急多摩川線沼部駅との交差部
画像中央の橋脚が1線分余分にあるのがその痕跡

角度を変えて多摩川の土手側から見た同じ橋脚
拡大表示するとかろうじて1線分の橋台が残っているのが判ります。

専用線は東急線を越えると品鶴線から離れ、多摩川の土手に沿って南下します。
↑画像の茶色いマンションが建っている辺りから土手に出て、右側の一段低いところが線路が敷かれていた模様。

川沿いにずっと続く専用線跡

そして三菱重工丸子工場のあった地点。ここに専用線が引き込まれていたのだそうです。
その後この敷地には分譲マンションが建ちましたが、土手の線路跡はまだ残っています。

この工場の敷地には、土手から見ると製造されたトラックが並んでいるのが見えていた記憶があるのですが、朝鮮戦争の頃には貨車に乗せられて米軍の戦車が整備のため入出場していたのだとか。
ワタシの幼い頃にはとうの昔に専用線は撤去されていまして、大田区在住70年超の実父に聞き込みして見ても「線路を見た覚えがない」とのこと。
・・・年齢から逆算すると、朝鮮戦争の頃は父も小学生ですので記憶が無いのもうなずけます。

この工場はその後三菱自動車に組織が変わり、必要の無くなった専用線の線路も早々に撤去されたということでしょう。

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2022年6月25日土曜日

旧国まつり!? 大井工場夏休みフェア@2001

東京総合車両センターで保管されているクモハ12が修復され、有料撮影イベントが開催されるということで話題になりましたので、そのクモハ12が写った昔の写真を披露いたします。

2001年8月の「大井工場夏休みフェア」で展示されたクモハ12とマイテ3911
リベットが少なく見えるのでこちらは現存しない053の様です。
マイテが青梅から引き上げられて鉄道博物館に収蔵されるまでの間でした。

そしていま何かと話題のEF58 61
われわれ世代にはカリスマ的存在ですので鉄博入り決定は嬉しいものです。

こちらにはナデ6141・クモハ12052・クモニ13007の並び
望遠レンズを持って行きそびれたらしく遠くの車両はあまり写真に残せず。。。

荷物車とは言え端正な旧モハ34形のクモニ13は現存しないのは当時良い状態だっただけに現存しないのは残念なものです。

それと一緒に写しづらい位置にいたクモヤ90801
これも内装の一部が鉄道博物館に展示されているのみ…

上の位置から180度振り返るとこんなまったりした雰囲気
近年の過熱ぶりとは大違いです。

入場中の京浜東北209系
当時は珍しくもなんともない存在でした。

検査入場中のE217系と103系1000番台

逆サイド↓
この103系1000番台の車号は不明

中間車もエアー管を外部とつなげてテスト状態の様子
窓埋め具合がよくわかります。

E217系は“R-43”の編成番号が見えます。

車体修繕エリアにはオレンジの201系が並んでいます。

台車枠の塗装エリア? 画像は以上です。
冒頭で触れたクモハ12の撮影会はワタシは大変興味があるものの、申込競争以前にワタシはスケジュール的に申込みできないので泣く泣くあきらめて別のイベントを狙います😭


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2022年6月19日日曜日

【N】KATO製EF81 300

 
↑IMON大井店にて

実車を見て気になっていたところにKATOから再販がかかったので、このシルバーのEF81 300番台を予約してゲット。
ウェザリングはおいおい行うことにしてまずパンタグラフの塗装など色差しを行いました。

もちろんナンバーは実見した303号機を選択。
前面はエアー管のコックのモールド部分にホワイトで色差し。

パンタはメタルプライマーを吹いてからダークグレーに塗装。
パンタから斜めに伸びるガイシと、一か所だけ無塗装状態だった配管もタミヤカラーのコッパーで筆塗りしております。
パンタを外そうとしてピンセットをパンタ下に差し込んで引き抜こうとしたらガイシに差し込まれたパンタの取付が案外固く、屋根板ごと外れたのでそちらもつや消しクリアを吹いておきました。

ちょうどIMONでの運転会がありましたので試運転を兼ねて持参

ライトも明るく光り、走りもスムーズでした。

客車はおなじみカートレイン九州編成ですが、20系の方は適当に切った紺色のマスキングテープをガラスに貼り付けたうえで室内灯を組み込んで見栄えを良くしてみました。

せっかくの機会なので一緒に走らせてきたED73も紹介します
1年ほど前、無性に現存しているED72 1号機の模型が欲しくなってオークションサイトをチェックしていたものの、思った以上に価格が高騰して落としそびれたので、それならばということでホビセン公式通販に在庫僅少品としてあったこのED73 1000を注文したのでした。

このハト胸スタイルがなんだか無性にグッときました。
ちなみに選択したナンバーのED73 1016号機は、実機が近年まで小倉工場に保管されていたものの、腐食が激しくなって解体された様です。
そういう悲運の保存車もなんとなく模型として残してやりたくなるワタシです。

話を銀釜に戻して、ワタシが初めて手にしたNの機関車はトミックスのやはりEF81 300番台(時代的に台車マウントカプラーの初期製品)でした。
↑幼い頃、鉄道に飽きた実兄のおさがりとしてもらったのですが、なぜ馴染みのない銀釜を買ったのか当時聞いたら「銀色でカッコいいから」だったそうです
そのカマはとっくに手放しましたが、記憶に残っているその製品とは大違いの精密さで、ずいぶん進化したものだなぁ…としみじみ思いました。

なお後日、
やっぱりがっつり目に汚したのでした


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2022年6月14日火曜日

【甲種】E235系G車輸送

 狙った訳ではないのですが、新川崎で降りてペデストリアンデッキを渡ると2名ほどの見知らぬ同好の士がカメラを持って待機しており、ネタ釜でも来るのかな? と思って少しずれた位置で待ってみたところ、、、
DD200-5に牽引されたE235系1000番台のダブルデッカーグリーン車が4両。
そういえば未明にJ-TRECを出場したとSNSで見たきがするので、新津で製造される普通車とつなげるために輸送されるところに出くわしたのでした。

DD200-5
もうすっかりDE10にとってかわったようです。

つづいてサロE235-1019

サロE234-1019

サロE235-1020

最後はサロE234-1020(?)
着々と増えているようでもう20本目まで出て来るようです。E217系も遠からず置換えが完了してしまいますね…

あと細かいところですが隣接する新鶴見機関区の旧操重車庫(←よく休車の機関車が置かれているところ)の線が空になっていました。
ちなみに1週間前にはEF65 2101が入っていたのですが、たぶんそちらは復帰したんでしょう。

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