三ノ輪橋に到着した「都電ギャラリー’87」の6152
ワタシが小学生であった昭和62(1987)年の夏休み、荒川線がマイブームでしたので都電がいっぱいいる荒川車庫を見に行きました。
冷房改造されたばかりの7007
7520
お目当ては雑誌や書籍で知った、車庫のどこかに居るという応急車(除雪車兼救援車)6000型6152とワンマン化対象から外れた7500型7514です。
黄色い非冷房車がズラッと並ぶ荒川車庫
…結局6152は見当たらなかったのですが、7514の方は沿道のすぐ隣りに居たので柵越しに撮影しました。
70年代チックな前面窓のステッカーなど、約10年時間が止まっているのだなと実感させられました
その後この車は江戸東京たてもの館にめでたく引き取られる訳です。
※ ※ ※
二学期に入ったある日、荒川線を取り上げたテレビ番組を見ていたところ、夏に見られなかった6152が復活して営業運転入りするという耳寄りな告知をキャッチしました。
その運転日に、祖母が荒川線からそう遠くない所に住んでいたので三ノ輪橋へ見物に連れて行ってもらったら、「一駅乗ってきな」と運賃分の小銭を手渡されて思いがけず体験乗車出来ました。
ほんの一瞬だったので、ワンマンではなく車掌さんが乗務していたことにスペシャル感を覚えた事とステップ部分にシマ鋼板の立方体を置いて高床ホームとの段差を無くしていた事、小学生の絵がたくさん飾られていた事くらいしか印象に残っていないですが、貴重な体験をさせてくれた祖母(故人)には感謝しています。
この写真は別の日に母に頼んで撮って来てもらったものです。この通り黄色い塗装+派手な装飾姿で、カラーリング的には後のグリーンとアイボリーのツートンより親しみを感じます。
これ以降なぜか荒川線には乗りに行こうという気が湧かず、気がついたら6152「一球さん」は引退した後だったという笑えないオチがつきました(泣)。
おことわり:今回の写真は大半にトリミングを施しています
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