2020年3月26日木曜日

青ガエルよ、赤城へいらっしゃい~陸送編~【保存への動き】

↑碓氷峠を前に小休止する青ガエル一行

廃車になったあと長らく新村車庫に置かれていた松本電鉄(いまはアルピコ交通)5000系2両の保存が決まりました!
ワタシも保存会の中の人の端くれとして搬入を見届けて参りましたのでその一部始終をアップいたします。
実はこの時点で保存に向けて財団の立ち上げに動いておりました。
東急グリーンに戻された状態で置かれていた5000系でしたが、聞いた話ではなんでも新村の側線を明けなければならなくなったので解体の話が持ち上がり(解体の新聞報道があったのはこの段階)、同車庫のED301の修復などを手弁当でされていたさる有志の方が引き取りのため奔走。
それを聞いたデハ3499号車保存会のある方が赤城山の土地にしばらく置く事を提案。このご両人が中心となって新たな保存団体を立ち上げて移送を敢行したというわけです。
↑この辺に関してはいずれ公式発表がされるはずです

3499の横に2両連結状態で置けるだけの軌道を敷設するなど受け入れ準備に着手
施工:ワンマイル社

準備が整ったところで陸送。この種の輸送に実績のあるA社に依頼・打合せの結果3月24日の日中に新村車庫で車両をトレーラーに積み込んで出発したのですが、その時はワタシは見学に行けず、24日深夜に碓氷バイパスの軽井沢チェーン着脱所を出発する直前から参戦。
前からモハ5005、クハ5006の順に待機中しています。

モハ5005(←東急デハ5055)

クハ5006(←東急デハ5048)
両車には噂を聞いて駆け付けた10~20人ほどのファンの方がカメラを向けていました。

TS-301台車を積んだトレーラーも2台

日付が変わって25日0時過ぎ、難所・碓氷峠に向かって走り出しました。

車で追いかけますが思いの外ペースが早く、高崎市内の17号線を経て追い付いたのはもう赤城山中の目的地の目の前の場所でした(AM3:00頃)。
保存場所手前で待機する2両のトレーラー

その後保存場所に搬入
東急線を離れて以来ひさびさにデハ3499と再会!

山の上側から眺めたところ
クマやイノシシの目撃例もある赤城山中ですのでヒヤヒヤしながらカメラを向けました。

3両寄り添うように夜明けを待ちます。

動画版↓

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