2021年1月30日土曜日

アルプスのパンタ付き荷物車【N製品化決定!】

 KATOからレーティッシュ鉄道の電源荷物車=DS4223の製品化発表がありました。ワタシはおととしのスイス行で実車を一度見かけたので軽く書いてみます。

↑の画像はクールからバスでツェルマット(マッターホルンの麓のリゾート地)に向かう途中にすれ違った旅客列車をとっさに写した写真(注:スイスでは鉄道も道路も右側通行)。
EW-Ⅰ客車の編成の最後尾にくだんの電源荷物車であろう車両が連結されていました。

屋根に載せたパンタグラフはメーカー説明の通り客車が長編成になったときの空調電源確保のためのもので、必要ない時は畳んでいることが読み取れます。

拡大すると…↓
車体中央の荷物扉に自転車マークが描かれています。
以前のレポートでも少し触れましたが、かの地ではマウンテンバイクが日本よりずっと市民権を得ており、高い山に向かう登山電車やロープウェイまでも分解しないでマウンテンバイクを載せられるスペースが確保されていて、公共交通で登れるところまで登ったらそのマウンテンバイク(←日本で見かけるものよりかなり車輪が太くて頑丈そうなタイプのもの)に乗って山下りをするというアクティビティが相当流行っているようでした。

日本ではこれに相当するのはB.B.TRAIN位しかありませんが、この荷物車もおそらくそういった需要に応えるための車なのでしょう。しらんけど。

参考までに、マッターホルン・ゴッタルト鉄道のツェルマット~テーシュのシャトル列車(←マッターホルン号のモデル)と車内の自転車・荷物スペース。よく見ると自転車用の吊り金具が天井からぶら下がっているのがわかります。
海外にはこのような車両もあるんです。

今はコロナ禍でよほどのことがない限り渡航できなくなってしまいました。
現地でも相当な生活様式への影響が出ているんでしょうからしばらく模型で思いをはせるしかないのが悲しいところです…

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