2018年8月22日水曜日

【北海道】定山渓鉄道の跡&札幌市電M101

JAMコンベンションとまとめて休暇を取ると都合が良かったので、出展終了翌日(8/20)に北海道に飛びました。

向かった先はこちらの書物に触発されて定山渓温泉。
さすがに廃線から49年も経っているので何も残ってないだろうとは思いましたが、ある意味“聖地巡礼”気分で向かってみました。

札幌から名物のゴムタイヤ地下鉄に初めて乗車
シェルターに囲まれた地上部(澄川駅付近)

南北線の終点=真駒内に到着

終端部は留置線

出口目の前のバスターミナルでじょうてつバスに乗り換えまして、車窓に目をこらすと…

鉄道関連では唯一現存している建物だという旧石切山駅舎(石山中央バス停の前)
※こちらだけ行きに撮り損ねたので帰りのバスから撮影

硬石山のガンゲ(=崖)

名前がカッコいい八剣山!

4車線道路を渋滞もなく通って定山渓バス停に到着。

定山渓駅跡は空き地の他は駐車場とテニスコートになっており、特に何もなさそうです。

次に小学校の傍らにある定山渓郷土資料館を見学
・・・しかし鍵は800m離れた観光案内所まで借りに行かなければならず、スーツケースを押して往復するのは大変でしたよ(泣)

そんなこんなで入館しまして、収蔵品を見学
小金湯の駅名標
よく見ると落書きが残っており、かえって生活感を垣間見た気がしました。

さまざまな遺品や、

皇族がお乗りになられた時のサボなど、ささやかな施設ながら鉄道関連のものもいくつか収蔵されています。

鍵を返却してからホテル(定山渓ビューホテル)にチェックイン
部屋の外を見ると、ちょうど豊平川の“舞鶴の瀞(とろ)”が見下ろせるポイントでした。
中央の茂みの中のどこかを定鉄が横切っていたはずです。

ということ持ち込んだmy定鉄電車を窓に置いて記念写真。

落ち着いてから改めて散策に行ってみました。
「白糸の滝」バス停
鉄道時代は定山渓の一つ前の駅名でした。

その少し定山渓側に見えた、畑に降りるだけにしては立派な石段(画像左奥)
その手前辺りが廃線跡らしいです。


迷いながら川に降り、玉川橋から眺めた舞鶴の瀞
かつては舟遊びでにぎわったそうです。

奥まったところにある白糸の滝
今は訪れる人も少ないようです。

日が暮れたのでホテルに戻りました。
↑空が明るくなってる辺りが札幌市街かな?
 案の定、遺構らしいものは簡単には見つかりませんでしたが、冒頭の定鉄本に出ていた地名が至る所にあり(ここまでで触れたスポット名は全部その本に挙げられたものです)、それだけでも十分興奮できました。

鉄道が廃止となってから代替として地下鉄南北線が建設されたものの、真駒内という中途半端な場所で終点となっているのはちょっと釈然としませんでしたが、道路がここまで発達しているのであれば公共交通はバスで十分賄えているのでしょうね。
本音は地下鉄を延伸するなどして鉄道でアプローチしたかったですが、ま~ひいきの引き倒しってやつですね。。。

 おまけ
フォロワーさん(←って言っていいのかしら…?)に、平日朝なら札幌市電のM101号が走っている可能性が高いと教えていただいたので翌朝(8/21)寄ってみました。
バスを乗り継いで電車事業所前に到着。

望遠で覗くとササラ電車が休眠中
奥の車もちょっと気になります。

撮影しながら歩いていると、“ロープウェイ入口”で見つけました♪

もちろん飛び乗り“西4丁目”まで乗車。
この札幌らしい色でまだ走っているとは恥ずかしながらまったく知らなかったので良い体験できました(´ω`*)

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