房総半島のクイーン!! 183系
トミックスの183系0番台、数年前の発売時は迷って購入を見送ったのですが、たまに横須賀線に現していたその雄姿が忘れられなくて、フリマサイトで見かけた中古品を手に入れましたので早々に整備しました。
購入したのは屋根がシルバーの登場時仕様ですが、世代的にグレーの屋根の方が見慣れているので(銀屋根だったのは1980年頃まででしょうか?)屋根上機器を外してクレオススプレーカラーのMSグレー連邦系を吹き、パンタ周りの配管をタミヤエナメルのスカイグレーで塗り分け。パンタグラフはミッチャクロンを吹いてからダークグレーを吹いて、つや消しクリアを吹いて仕上げました。
クーラーやベンチレータも本来はねずみ色なのですが、面倒なのもありますがせっかくの銀色塗装を少しは生かしたかったのでシルバーのままにしました。
キノコ型クーラーの485系0番台なんぞに屋根上機器だけ銀色なものも見受けられたのでそこまで違和感は無い…と思っています。
車端のトイレタンクと断流器の蓋はタミヤアクリルのバフを筆塗り
車体は転写したインレタの保護のため半光沢クリアを吹き、窓ガラス内側にいつも通り通りカラーマスキングテープを貼ってカーテンを表現(普通車はグレー、グリーン車はベージュ)。
その後エアブラシでタミヤエナメルのレッドブラウンを吹いてウェザリングを施しました。
実車が普段上げていたこちら側のパンタ周りを強めに汚し、反対側は控えめにしてみました
車内も筆塗りで着色。床はダークシーグレー、シートはフラットブルーとホワイトを使いました。
クハ183
車内にATC機器を置いたため運転台側ドア後ろの窓がふさがっているのも0番台の特徴
付属ヘッドマークは文字のものだけでイラスト入りタイプがなかったため、片方は鳳車両工業さんのステッカーを貼り付け。
「ビーチインBOSOわかしお」号とは定期わかしおが自由席主体でなのに対して房総夏ダイヤ期間中に運転された全車指定席の臨時特急。この列車がシーズンによっては横須賀線の大船発着だった時もあって品鶴線沿線民のワタシとしては思い出深いのです。
もう一方のクハ奇数車は思い付きで一つ余っていた「くろしお」幕パーツを入れてみました。デザインも語呂も房総特急っぽいうえ、非常によく似た面構えのクハ481-200番台でなら実在した取り合わせなのでそんなに違和感ないでしょう?
モハ182+183
パンタグラフは初期の頃を除き方向幕のない側を上げていました。2両ユニットの外側のパンタだけ上げているのを見てどうも違和感をおぼえるのですが、まぁそういうものなんでしょう。
とくに特定のナンバーに思い入れがあるわけではないので付属インレタから適当な車番を転写してあります。
サロ183
各車とも横須賀・総武線内では海側(東京湾側)になる側窓のカーテンはわずかに閉じ気味にしてみました。
なんでも実車は断熱材としてアスベストを多用していたらしく、それもあってか比較的早く廃車が進んでほとんど解体されてしまったグループですが(わずかに1両分の前頭部だけポッポの丘にあるのみ)、ワタシにとってはこの形態があこがれでした。
ということでまたひとつワタシのコレクションにお気に入りがふえたのでした。
鉄道コム&にほんブログ村参戦中、グッと来たらクリックくださいm(__)m
0 件のコメント:
コメントを投稿