2025年6月24日火曜日

井の頭のステンプラカー【クラファン案件】

 ご存じの通り、もと京王井の頭線3000系→北陸鉄道8800系を関東で保存するためのクラウドファンディングが7/31まで実施されています。

ワタシは学生時代に井の頭線で通学していた時期があり、3000系の中でも2本しかいない狭幅車の3751Fと3752Fはその頃は日中は走らず、朝に渋谷からいつも乗る列車の1本前の富士見ヶ丘止まりとして発車して行くのをチラッと見れるだけの存在でした。

おそらく遠からず廃車になるだろうと察知し、一度撮影できたのがこちら↓
1995年11月、高井戸付近で撮影したクハ3701ほか(過去記事より再掲)
こんな写真しか撮れないうちに引退してしまい、その後の北陸鉄道に譲渡後も残念ながら足が向かないうちに営業運転が終了しました。

そして保存会が立ち上がりクラウドファンディングに挑戦されているわけですが、振り返ってみると京王電鉄でも井の頭線の過去の車両で現存するのは京王れーるランドのクハ3719くらいですが、そちらは3000系の中でも後期型かつ更新後の姿で、この初期の狭幅車の3701号とは好対照ですのでその意義でも残す価値があるうえ、なにより京王“帝都”電鉄の帝都線(→井の頭線)側の車両でこれより古い車両は残っていませんので、その歴史を振り返る上でも欠かすことのできない貴重な産業遺産と言って過言ではないでしょう。

なのでいづれはゆかりの地に落ち着くことを期待して、“首都圏電車区”への引き取りについて一口乗りたいと思います。
クラウドファンディングページ↓

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