2022年11月4日金曜日

1990年代の国鉄型改造訓練車

1990年頃にJR東日本管内で国鉄型を改造した訓練車がいくつか誕生し、のちにできた久里浜の車みたいに訓練用線路しか走らないものとは違って本線上を自走できるものの、用途が用途なだけにだいたい車庫の奥に鎮座している存在でしたのでカメラを向けられる機会はなかなかありませんでした。
そんな中、尾久に着いた高崎線の車窓から訓練車が見えたので慌てて降りて撮影したのがこの写真↓
 1994年(平6) 9月23日の夜、臨電運用を終えて入区したモントレー色165と並ぶ豊田電車区の115系訓練車。このスカ色の冷房付き訓練車は比較的長く活用され、特異な簡易シールドビーム改造形態が有名でした。

****************************

目撃だけなら1998年12月9日に品鶴線を昼前に小山電車区所属の湘南色115系訓練車が北上していったとか、同じく12月23日に朱色の103系訓練車が品川から新宿方面へ走って行ったとか何度か走っているところを目にした事もありましたが(いずれもワタシの目撃メモからの書き出し)、やはり神出鬼没でそうそう見られない存在でした。

ところが某DJ誌に珍しく訓練車の運転予定が載ったことがあったので見に行ったことがあります。
1996年11月4日、品川から出庫して京浜東北線を南下するというので品川駅で待ちかまえていると、
田町電車区から出区してきたのはATC仕様のクハ103ほかの4両編成。てっきり非冷房車に「訓練車」のレタリングがされた編成が来ると思っていたのに、編成が短いとはいえ当時としてはありふれた存在の高運クハ103が来て目が点になりました😮
たしかにATC区間なので同装置の無い初期車では走れないよなぁ…とは思っていましたが、代替わりしているとは知りませんでした。カメラを向けている同好の士もおそらく同じ気持ちだったのでしょう。

そして発車して行く代用(?)訓練車編成
確かいったん蒲田まで行ってから折り返し浦和方面へ行く行路だったと思います。
今思えば車番くらいメモしておけばよかったかな?

鉄道コム&にほんブログ村参戦中、グッと来たらクリックくださいm(__)m
鉄道コム
にほんブログ村 鉄道ブログ 国鉄型車両へ

0 件のコメント:

コメントを投稿