2016年1月2日土曜日

【N】マシ38入り“特殊列車”

新年明けましておめでとうございますm(_ _)m
おかげさまで昨年末には拙ブログの累計アクセス数が3万を突破しました。
Nゲージの新発売・発売決定ネタにひたすら便乗し続けた甲斐がありました(笑)。
本年も可能な限りそんなノリで書き続けたいと思います。

さて、新年早々長ったらしい投稿をアップします。
KATOから「急行 安芸」セットが発売され、ワタシはマシ38が欲しかったので特別企画品の方を購入しました。
そのままの編成で楽しめば良いのですが、マシをもう少し古い時代設定とするためブドウ色1号をエアブラシで吹き、屋根は冷房(空気調和装置)点検口を削り落としてAssyパーツのガーランドベンチレーターを設置しました。
この姿でこそ憧れの車でしたので、仕上がった時は感動で背筋がゾクッときました。

編成を組む相手として、
カトーオハフ33にオリエント急行の内装パーツを切り貼りしたクラブカー改め巡察車オイ31
実車は28年時点では元のオハフ33に復元されていましたが、実質日本初の全室ラウンジカーの一両としてどうしても作りたかった車です。

モデモのスハフ33(Wルーフ)の一部窓埋めをした軍団長車オイネ30

2等車を中心とした座席車
モデモのスロ33(左)とカトーのオロ30(右)

「特別車」マイロネフ38 
(キングスホビーの完成品)

マイクロエース「宅扱い便列車」のワキ1を塗り替えた部隊料理車ホシ800形式
↑車内で炊き出しのような調理をしたそうです

カトーのスハニ32に青帯を入れたスロニ31

 なんぞを組み合わせた“特殊列車”(接収解除によって日本人にも解放された進駐軍専用列車)にしました。時代設定は講和条約発効後の昭和28年といったところ。下3両についてはその頃も進駐軍貸渡車ですのでどうにか辻褄は合います。

これら軍用客車の色は標準色であるブドウ色1号とは対照的なミルクチョコレート色ですので、ブドウ色2号につや消しクリアーを吹いて表現してます。
占領時代の特徴であった白帯を入れるのはしのびなかったので、それがなくなっている時代としました。
また色合いがまちまちなのは当時の写真を見ると塗料の質の問題か退色がかなりあったようなのでわざと違えています。

・・・一部の世代の方には忸怩たる思いが有ろうかと思いますが、焼け野原を走るこんな列車の食堂車からは庶民が到底口にできない「ビーフシチューだかビフテキだか(←故ロングおじさんの証言)」といった洋食のごちそうの匂いを漂わせる、今風に言う“飯テロ”が有った訳でして、それが後の高度成長での「アメリカに追いつけ追い越せ」という原動力になった…かもしれないと想像すると興味深いものです。

これと合わせるために先のED14の時代設定を古くしたようなもので、手持ちのマイクロエースED17と重連で牽引させてます。次位のED17もただ今ブドウ色1号に塗り替え中です。

こんな列車が趣味で楽しめる平和さをかみしめるワタシのお正月です。

参考資料
中村光司著「知られざる連合軍専用列車の全貌」
「鉄道ファン」 2003-8
ほか

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