2019年3月15日金曜日

【保存車】下津井電鉄クハ24&ホカフ9

“還暦の赤い電車”との対面を果たして高松を後にし、次に立ち寄ったのが下電ホテルに引き取られた旧下津井電鉄のクハ24と木造貨車ホカフ。
下津井電鉄には縁もゆかりも無いものの、こちらのクラウドファンディングにも以前勢いで出資しており、なかなか様子を見に行けなかったので意を決して様子を見に訪ねました。

快速マリンライナーを大島で降り←いや児島だよwww
↑テレビばっかり見ているものでつい…
鷲羽山方面のバスに揺られると下津井の街にはあからさまに線路敷跡がサイクリングロードか何かとして残り、ところどころ三角錐型の架線柱もいくつか見受けられました。
※時間の都合上散策は断念したので画像はありません。

さらにバスに揺られ、下電ホテル前バス停の真ん前にいました!
ピンク色の下電ホテルの向こうに瀬戸大橋が架かってる位置関係です。

クハ24
某大手写真フィルムメーカーの広告電車だった名残りとおぼしき緑色の塗装がサボ受け裏にちょっぴり見えていました。

窓割を変えたとおぼしきいびつな窓割の側面部分
よく見ると網棚も途切れています。

妻面
連結器がないので隣のホカフとはつながっていません。

かなり華奢な台車

裾部をみるとけっこう腐食が進んでいるのがわかります。

ホカフ9
屋根にトタン板が掛けられているという事は屋根に穴が開いているのでしょうね。

妻にはバッファーこそ無いものの連結用フックが見えます。

小さい割にいっちょまえにボギー台車をはいているのがナローらしいですね

この場所の裏は鷲羽山があり、石段を延々昇ると展望台があります。
昇るのはしんどかったですが瀬戸大橋と瀬戸内海の絶景が望めます。

クラウドファンディングの際「カフェにしたい」という文言が入っていた事から喫茶店に改装されるのではないかと全国のファンから心配されて物議を醸した案件ですが、
私見としてこの状態を見ると緊急避難として下電本体が保護して良かったと思っています。
他の車と引き離されるという感情論はともかく、複数の旧下津井電鉄の車両を維持管理している保存会に全ての面倒を任せるのは荷が重いのではないか…とお察しします。

移設に続く第二弾となる修復の方のクラウドファンディングが終わったばかりなのでこれから手当に入るのでしょうが、下電グループ本体で引き取った以上悪い様にはならないと楽観視しています。
ということで遠くから応援しております。

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