2023年5月24日水曜日

東急から名鉄3880系を作ろう【鉄コレ改】

東急鋼製車ファンとしてはコレクションしたくなる(?)スカーレットの3000形

 ずいぶん前に田園都市線仕様に仕立ててあった鉄コレの東急3700形ですが、資料を見ているうちにやっぱりスカーレットの名鉄仕様が欲しくなってきました。今さら未加工品も手に入らないのでそのデハ2両にバラで手に入れたノス鉄従業員輸送列車のクハを加えて塗り替えてこしらえてみることにしました。

デハ2両は緑色の成形色にグリーン塗装してあったのでIPAに漬けて塗膜を落としましたが、クハの方は塗装が落とせないはずなので側面の車紋らしき印刷をペーパー掛けして下準備完了。
テールライトのモールドを削り落とし、アルモデルのロングデトの余りパーツを接着して角型化。実車は東急時代には急行灯の機能が無かったので名鉄化改造時に交換したらしいです。

デハの方だけ下塗りとして朱色5号を吹いた後、ガイアカラーの名鉄スカーレットをエアブラシで吹き、タミヤエナメルのブラック→レッドブラウンの順でエアブラシを使って吹いてウェザリング。実車はかなり汚れが目立っていた様なので強めに汚し、車体だけ薄め液をつけた綿棒で拭うやり方でスミ入れ表現をしました。
屋根は前回加工時にタミヤのジャーマングレスプレーを吹いてあったので、今回は配管に明るいグレーをカラスグチで色差し。パンタは相変わらずKATOのデハ268用です。

モ3880のCPは実車のD-2-Nに形態が近いDMM.makeの武蔵模型工房様の3Dパーツに交換

前面のダミーカプラーパーツも沿線住猫様のデハ3450形用3Dパーツです。
ATS車上子の形態が名鉄仕様とは異なりますがおいおい考えます😅

1両ごとの解説です
モ3885
ヘッドライトはペアーハンズの金属パーツに交換。
この車番は名鉄化改造のトップバッターだったからか先頭に立つ前面貫通型車の中で唯一貫通扉両脇にフの字形の手すりが付いていません。
前面のジャンパ線はトミックスの103系冷房車のパーツの余りを使用しました。

モ3886
3885とともに竣工した中間車代用車。こちらに動力を仕込んであります(台車レリーフはグレーの物をブラックに塗装して使用)。
なおク2887の相方は本来はモ3893+モ3894なのですが、忠実に再現するにはボディ上端の雨どいモールドを削り落とさねばならず、きれいに仕上げるだけの時間が割けなかったのでこの車番を選択しました。

ク2887
数合わせのためにから1両だけやってきた3600形全金属仕様車
譲渡時に台車をD-16に履き替えたので手持ち品に交換。ヘッドライトはリトルジャパンキットの3550系用らしき余りパーツに替えました。
前面貫通路脇のフの字の手すりは0.3㎜金属線を使っています

なお、床下は名鉄譲渡時に灰色化されたというのが定説ですが、資料を当たってみたところ改造直後と思しき写真でもグレーに見えず、唯一ネットで確認できたのがク887の検査直後と思われる写真で台車だけグレーに塗られているものでしたので「3880系については譲渡後に一部車両だけが検査時に台車をグレー化されたのみで大多数は連結器周り以外は黒色のままだった」と解釈してその通り作りました。
決して塗り替えるのが面倒だったわけではありません(笑)。


なかなか雰囲気あるでしょ?
これさえあれば関東民のワタシでもすれ違い要員として名鉄電車をコレクションする大義名分ができるというものですw

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