2025年7月9日水曜日

アントキの485系有明、ついでにクハ481-502【N】

ふたつの顔の有明

 トミックスの“485系Do32編成復活国鉄色”セットはこれまで特急かもめに見立てていましたが、昨年の“赤いかもめ”に続いて九州初旅行時に実際に乗車したときの編成に近づけることにしました。

乗車時の車番メモ↓
だいぶ不鮮明ですが、クロ480-301+モハ485-196+モハ484-601と読めます。
当時の旅程表と照らし合わせるとこれが1990年(平2)8月22日に熊本から鳥栖まで乗った有明10号の編成メモで間違いありません。
抜けた車番は手持ちの1991年版JR電車編成表を見てモハユニットの相方をさがして、
クロ481-301+モハ484-296+モハ485-196+モハ484-601+クモハ485-14
が正当と推定。クロ480-301という車番は存在しなかったので、クロ481-301の誤記と解釈しました。

以下、1両ずつ手を加えた箇所を紹介します。
クモハ485-14
Do32セットのクモハは「クモハ485-5」の車番が印刷されているので消しゴムでいったん消し、他セットの付属インレタを組み合わせて改番しました。
また各車ともHゴムは黒色表現ですが、時期的に灰色の方がしっくり来るので烏口を使ってタミヤエナメルのスカイグレーに上塗りしました。

モハ484-601
セットの車とは違ってパンタ下に車掌室がある600番台で200番台とは窓配置が異なるので、オークションサイトで入手したスーパー雷鳥色の600番台ボディを塗装を落とし、クリーム4号と調色したレッドで塗り分けて差し替えました。屋根はベースのモハのものを利用しているのでちゃんと九州仕様の1個パンタです。
車掌室↑

モハ485-196
モハ484-296 
このユニットは奇跡的に乗車時と同じ車番でしたので、Hゴムの色指しだけで済みました。
また最近のワタシのお気に入りのカラーマスキングテープによるカーテン表現も各車とも施してあります(普通車はグリーン、グリーン車はベージュ)。

クロ481-301
1990年3月にクハ481- から格上げ改造されて誕生した1両だけの300番台車。
実車は1番デッキ寄りの客室窓が2つの小窓に変わっているのが外観上の特徴です…が、ガラスパーツの処理方法が思いつかなかったのでひとまずスルーしました↓
なにかアイデアが浮かんだら手をつけます←「行けたら行く」程度のニュアンスです(笑)

車内も一応普通車とは座席の色を変えて赤色系に筆塗り

また種車が200番台ながら前面貫通扉が埋め込まれたタイプなので、手持ちのタヴァサ製「PK-494クハ3810~貫通扉」を貼り付けて再生
こんなパーツ。買ってから30年くらい寝かせていたものです

ところで、いろいろ検索していたらいつ頃かは不明ながら今回のクモハ485-14+モハ484-601ユニットにあの181系改造のクハ481-502をつなげたC60編成なる編成が存在していた事がわかりました。おそらく3両単独で使うのではなくほかのグリーン車入りの3両編成に増結するといった用途の編成だったのでしょう。

それも再現しない手はない! と思ってマイクロエースのクハ481-500番台セットの同車バラし品を調達。こちらはつや消しクリア仕上げにしました。
クハ481-502
内装は製品のままでトミックスの広幅室内灯を組み込んであります

数合わせのため同様に入手したクハ481 200番台
「くろしお」セットのバラし品が手に入ったので、適当なナンバーを入れて仲間に入れました。

このクハ2両にモハモハユニットを入れ、クモハ+モハ+クハに連結させてもJR九州らしい編成になります。
クモハとクハが向かい合う増結状態(この場合画像右が増結編成となります)

同じ旅程で乗った783系ハイパー有明も製品を調達・加工しましたがそちらはまたの機会に

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