↑三山広場にて
前回の山形交通廃線跡探索の続きです。
高畠を後にして719系普通列車で山形に移動。
駅前でレンタカーを借りてここからは車移動
・・・なのですがいきなり寄り道。
駅北側の霞城公園(山形城址)の東大手門橋でちょっと列車の撮影
この付近で撮られたらしき写真を雑誌で見た覚えがあったので寄ってみました。
仙台行きE721系仙山線
キハ101-11単行のよくわからない下り回送
新幹線が通らなかったのはちょっと残念ですが1つ前の構図の方が良さそうですね。
30分ほどで霞城公園を離脱してまずは羽前高松へ。
本当は列車で行きたかったのですが左沢線の本数が少ないため山形から車にしました。
30分ほど車を走らせ到着した羽前高松駅。こぢんまりとしつつも寺社風な駅舎です。
その傍らに建つ石碑が山形交通三山線の起点であったことを今に伝えます
羽前高松駅から移動し、国道112号線から少し外れた用水路脇にポツンとある“三山広場”
三山線があったことを伝える説明書き
このガーター橋と橋台は当時のままなのでしょうか?
レールも橋梁も細いものですね。
脇にあった小さい石碑は文面がよく読めませんでした。
用水路向かいの送電鉄塔の建つ敷地がどうやら三山線の新田(しんでん)駅跡の様です
その後寒河江川に架かる鉄道橋の再利用らしき橋梁を横目に見つつ112号線を間沢方面へ
途中線路跡っぽい雰囲気の道幅の細い道を横目に気にしつつ“月山の酒蔵資料館”に到着
駐車場の少し先に三山線名物だった小型木造電車モハ103があるのですが、ご覧の通り足場を組まれてほとんど見えない状態…😖
改修作業なのか「かいしゅう」って書いてありました
↑じゃなくって海味(かいしゅう)駅跡にほど近い所だからでしょう
よく見ると前面窓まわりがだいぶ腐食している様子
直されると良いのですが…
別角度から
1926年(大15)開業時に製造された9m足らずの小型電車
木造車ですから姿をとどめているだけ奇跡的な存在といえるでしょう。
駐車場わきに売店もあったのですが閉館(16:30)間際で人気が無く、話を伺うこともできずにそそくさと退散しました。寒河江市内の夕焼け↓
クルマの返却時間も迫っていたので山形駅に引き返したのですが、車でもけっこうな距離がある事を痛感。三山線現役の頃でも訪ねるのは大変だったのでしょうね。
延長料金を取られることなく無事レンタカーを返却。上りのつばさで帰京したのでした。
今回の三山線も高畠線も、古い鉄道ファン誌で現役の頃の訪問記を見て以来ずっと気になっていたものの、三山線のモハ103をじっくり観察できなかったのが無念です。
出来ることなら再チャレンジしたいものです。
参考資料:RM Library78 山形交通三山線
鉄道ファン 1982-8
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