2020年7月5日日曜日

スーパーレールカーゴ現る!!【2003】

2002年の秋頃からネット上で「貨物電車が落成した」という情報が行き交っていたものの、公式発表前のため謎めいた存在となっていました。

年を越した2003年のある晩(←メモによると2月11日 AM1:00頃)、謎のベールに包まれた同系が気になってたまらなかった私は、そろそろ本線上を走りだすころかな…と漠然と思いながらあてもなく横浜羽沢駅まで深夜のドライブに駆り出しました。

目的地に到着して車を降りた瞬間に列車の通過音が聞こえたので本線を見ると、まさしくその貨物電車がかなりの速度で下り線を通過しているではないですか!!
大阪方から2両目に測定用らしきコンテナを1つ載せただけの、ほとんどシャーシだけの異様な状態で通り過ぎるその走行音はまさに電車の音でした。
見たい見たいと思っていたとはいえ、まさかの一発で実物を拝められたことで後のスーパーレールカーゴ=M250系にすっかり魅了されてしまったのでした。

さらに月日が流れ、本格的な営業運転開始に向けて東海道貨物線で日中に習熟試運転を繰り返しているというネット情報があったので、時刻を調べまくって6月のオフの日に再び車で出動!

横浜羽沢に到着するとM250系が小休止中。ようやく全容を拝めました。
大阪方先頭車はMc250-3
ヘッドマークはまだありません。

次位もパンタ付き電動車のM251-3

その次から31ftコンテナ2個積みのT車(T261-7)
台車以外はコキ106ほぼそのままに見えます

試運転は横浜羽沢と西湘貨物駅との間を行き来する行路
噂ではJR東海区間への入線の調整が難航したので東日本管内完結の設定になったのだとか…

その後相模川まで移動
西湘貨物駅で折り返し、馬入川橋梁(平塚~茅ヶ崎間)を渡って羽沢に向かう試運転

さらに移動し、二宮~国府津間で下り試運転を撮影。

さらに後を追って、西湘貨物駅停車中のところを撮影。
ここまでで満足して引き上げました。

 また別の日には駐留している東京貨物ターミナルを偵察
Mc250-3とMc250-1ほかの編成が整備中

日中に近づくのが憚られたので夜に改めて近づき…
“Research Cabin”と書かれた事業用コンテナを写真に納めました。
初遭遇の際に載っていた測定用コンテナの正体はこれだったようです。

翌2004年3月からめでたく営業運転を開始したスーパーレールカーゴでしたが、列車の性格上早朝深夜に走るので走行写真を狙うにはすっかり難易度の高い列車になってしまったのでした。

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