2016年9月20日火曜日

【東急】事業用車の世代交代(1991~)

 田園都市線の二子玉川園~中央林間へのATC導入に際し、それまで架線検測と新車搬入時の入替えなどに使われていた3000形ではATC対応がさすがに困難なことから、こどもの国線のワンマン化で失業していた7200系アルミ車を改造してATC付新牽引車デハ(後にデヤに改称)7200+デヤ7290が誕生しました。
7200
7290
平成5年3月 緑が丘

 2両とも両運転台化され、7290(元7500号車)についてはやりくりして確保した電装品での電動車化と架線検測機器を新設。何よりデーハー(←某業界用語風w)な塗装が目を引くコンビでした。
 東横・目蒲・池上線の車両についてはATCが無かったので入出場などで田園都市線に入るときには前後にこのコンビを連結するので最大10両となり、また大岡山駅の大規模改良工事中には奥沢方から来て長津田方に折り返す転線ができなかったので大井町まで行って引き返す珍光景が見られました(東横線車両については徐々にATC化されます)。

平成6年4月 7602Fの更新入場回送

↑パノラマモード↓
砂塵モードw↓
平成6年4月 二子玉川園~二子新地間 9000系8両を挟んだ10両での入場回送

平成8年 長津田を後にする1000系出場回送列車

一方、東急3000シリーズ引退その後でも書きましたが、役目を譲った3499+3001は平成4年10月に抽選に当たった方を乗せ、目蒲線で東急70周年記念列車として実質的なさよなら運転を行いました。が、ワタシがそれを知ったのは運転後の雑誌記事であり、平成元年の廃車回送ともどもその雄姿を見届けられなかったことはオーバーでなく一生の不覚です(つд`)
平成3年(1991)3月 地上時代の元住吉検車区での疎開留置中

3499
3001

翌平成5年1月に東急車輛に引き取られるわけですが、その甲種輸送の鉄道誌に載っていた時刻は平日日中の設定で、サボることをまだ知らなかった学生の身としては見送る事も叶わず、行程上一夜を過ごすはずの八王子駅まで夜に行ってみたものの、その姿を確認する事すら出来なかったのでした。

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