2025年3月26日水曜日

ありがとう7252&7254【東急→上田→総車】

E353系量産先行車を後押しする7254

ネット情報によると、総合車両製作所横浜事業所で長く入換車として従事していた元東急→上田7252と7254が陸送搬出されたとのこと。たぶん解体でしょうね。。。

さかのぼるとこの2両はどちらも1983年(昭58)12月に雪が谷に転属。翌年春に池上線初のカルダン駆動車でステンレスカーで冷房車としてデビューした2編成の五反田方先頭車として文字通り光輝く存在でした。
小学3年生だったワタシは1984年の年明けから本格的に始まった試運転(乗務員訓練)をよく見かけ、営業運転入りを待ち遠しく思ったものでした。
いよいよ通常運転が始まると、各駅のホームの壁に車掌の停止限界確認のため貼られた“3形”のプレートの少し後ろに“7”と書かれた新しいプレートが増えていてボディが長くなったんだなーど実感したり、冷房の効いた車内に感激を覚えたりしたものでした。なにより吊りかけではない甲高く軽いモーター音ともども大井町線や東横線並の電車が入ったことが誇らしく思ったものです。と思ったのも最初だけで、3000系を置き換えて7200系だらけになったらうんざりしたものですが…それもあって東急時代のズバリこの車の写真がありません😓

その後7200系はワンマン化に備えて1000N’系に置き換えとなり、4両化して目蒲線に転属するものと上田交通別所線に譲渡される車両とに分ける複雑な編成替えを経て、今回の2両は上田にわたります。
その編成替えは説明が非常に面倒なので過去にワタシがまとめたメモの写真を貼っておきます↓
4両化時に使える90kVAのMG・SIV装備のクハを東急側に残しておくため、上田には50kVAのSIVを吊ったクハを優先して回したようです。

上田交通時代のモハ7252

↑クラシックスタイル化されたモハ7254

下之郷の車庫に並んだ両車

後は皆さまご存じの通り上田交通(→上田電鉄)別所線での活躍を経て東急車輛製造㈱…現在の総合車両製作所で数多くの入出場車のエスコート役を兼ねた入換車となったわけです。

そんなわけで今回の7252と7254はワタシにとっては7200系のなかでも地元池上線のヒーロー的な車番だったわけで、可能であればおうちに持って帰りたい車両ですが、ほかにも大井川や豊鉄で現役の同型車もいるし、ワタシも京急電車と赤城ので手一杯なのでアクションは起こさず見送るだけにとどめます。

この事業者限定Tエボも走行化する前に実車が逝ってしまったなぁ…

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2025年3月23日日曜日

多摩川アートラインPJ・虹電車7700系【2007】

 2007年の秋、東急多摩川線各駅をアート化する“東急アートラインプロジェクト”という取り組みがあり、各駅のガラス部分などにカラーセロファンを貼ったりして装飾されている時期があり東急電車についても7700系7903F1本が装飾されて通常運用に就いていました。
蒲田~矢口渡間にて
前面しか映っていませんが側面も縦のライン装飾が施されていました。

同じ日についでに撮った1024F
今は緑帯の1500系になっている編成ですので、赤帯時代の画像は今となっては少しは貴重になるかな?

そして7905F
壊れかかっていた銀塩一眼カメラで撮ったため、だいぶ色合いが微妙だった写真を修正したのでちょっとライトの光り方が不自然になってしまいました。。。


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【N】GM製東急9000系大井町線 軽レビュー

 
↑6000系と並べてみたところ

つい先日発売されたグリーンマックス31991「東急電鉄9000系3次車・大井町線・9013編成5両編成セット」。ほぼ毎日のように乗っている車両なので買ってしまいました。
息子が寝たので取り急ぎレビューいたします。
50周年記念の青スリーブを開けると
8両用ケースにこんな感じで収納されています
ユーザー取り付けパーツがなく、パーツ類は取付済みになったのがグリーンマックスらしくなくて驚きました。

1両ずつ順に出してみました
大井町方先頭の1号車=クハ9013
大容量の新型クーラーに交換されたのでのクーラーキセが4つともシルバーステンレスのタイプになっています

床下機器が新規作成されてより9000系らしくなりました。
塗装はドアの枠部分などは鈍いシルバー、それ以外は明るいシルバーと塗り分けられてメリハリがあります。

2号車=デハ9213
東横線時代から弱冷房車だったこともあって、こちらはデビュー当時から変わらないFRPキセのクーラー4つ

パンタ周りはこんな感じ
ガラス越しに見た車内はエンジ色のシート表現がされていますが、車端部のボックスシートまでは再現されていないようです

3号車=デハ9413
定評のあるコアレス動力搭載で、お店で試走してもらったところ期待通りスローも聞いて良好な走りでした。

実車がSIV容量の都合とかでクーラーが1つだけ旧タイプなところも当然再現
正直みっともないと思っていましたが、これも実車が撤収したら懐かしい思い出になるのでしょう

4号車=デハ9613
こちらはすべて新型クーラー

一つ惜しいのが中間車ではこの車だけSIVがないのに模型では3両とも共通の床下機器になっていること。可能であれば↑写真右手に見えるSIVを切り落した方が良いでしょう。

5号車=クハ9113
これも新型クーラー4つ

前面はこんな感じ
わかりづらいですが前面とスカートの隙間にあるジャンパ栓やエアホースも両先頭車で作り分けられています

手持ちの初期製品(塗装済みキット時代のもの)と並べてみました
写真左の初期製品はずいぶん前にシャボン玉装飾仕様のキットがあったので買って組み立ててあったもので、連結器周りは3Dパーツに変えてあります。
これがあるので今回の製品は買う必要がないかなぁ…と製品化発表時には思っていたのですが、いずれ西武に移籍することが決まっているし、ライトも点くし、時代設定が違うとはいえ車番がおなじ9013Fだし、現住所の近くを走っているので毎日のように見て乗っている存在なので購入する気になりました。
旧製品は古くて照明もライトも付けられないし、8両そろっていないので先頭車だけ残しておいて、今時の撮影会ネタっぽく先頭車を差し替えられるようにしておこうと思います。

最後に点灯状態
ヘッドライト

テールライト
最新の仕様なので方向幕窓も光りますが、この上からステッカーを貼るだけだと明るくなりすぎると思うのであらかじめなんらかの遮光はした方が良いかもしれません。

早く手を入れたいのはやまやまなのですが、いまは新作ミニレイアウトに取り掛かっているので完成品を仕上げるのもなかなか手を付けられません。手入れは当分先になりそうです。

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2025年3月18日火曜日

秩父鉄道1000系時代【2007】

2007年(平19)辺りに、日帰りでアプローチできる気安さと貨物輸送やSL列車が盛んだったことからたびたび秩父鉄道に繰り出していました。
まだそのころ現役だった同線の1000系(もと国鉄101系)を中心に一気にアップいたします。
東武伊勢崎線系統を乗り回していた最中に羽生駅でスナップした1005F
今見るとこのさわやか系の塗装も悪くないですね(これのみ2006年3月撮影)

2007年秋 武川駅で鉱石列車を従えて発車を待つデキ105

その後大麻生に移動して付近でカメラを構えました

クハ1212ほかの羽生行き

デハ1004ほかの三峰口行き

この日のお目当てだったC58 363牽引の上りパレオエクスプレス

この頃12系はグリーンでした

その後回送を上熊谷の道路橋から撮影
回送を担当するデキ201もグリーンです

近くの踏切で粘ってみたらオレンジパーミリオンの1011編成が撮影できました

そして上熊谷駅そばの100系クハニ202&ワム廃車体利用の店舗もスナップ

下戸のワタシは立ち寄る度胸がありませんでした(笑)

また別の晩秋の日、今度は車で回ってみました
5000系クハ5201ほかの三峰口行き
場所は波久礼~樋口間だったと思います

鉱石列車最後尾のヲキフ100
なかなかユーモラスな顔ですね

こちらはデキ301牽引の鉱石返空列車

クハ1209ほかの羽生行き

そして運良く捉えられたカナリヤイエローのデハ1012ほか

なんでも先日ポッポの丘のクハ103‐525がイエローに塗り変えられ、お披露目撮影イベントでは103系ながらこの秩父1000系の幕とヘッドマークを披露する一幕があったとか。
国鉄型は走っていた範囲が広いですからそういったネタも豊富なものですね。

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