2021年1月8日金曜日

雪の弘南鉄道【2003】

ここしばらくのあいだ爆弾低気圧の停滞で日本海側を中心に大変な大雪に見舞われているそうで、被害に遭われている方々にはお見舞い申し上げます。
そういえば雪の降った頃に青森の弘南鉄道を訪れたことがあったなぁ…と思いだして引っ張り出してきました。
2003年1月、当時まだ定期運行されていた寝台特急「あけぼの」のゴロンとシートで弘前に着き、弘南鉄道を回りました。
ちなみに弘南鉄道は3年ぶりの訪問で、その前は大鰐線でしたので今回は弘南線を見て回ったのでした。

車両基地のある平賀(訪問順ではありません)。
今はさすがに難しいとは思いますが、当時は駅事務室に断れば車庫内の立ち入りを許されたので初めて入ってみました。
入庫中の原型顔編成(7011-7012)

こちらは増設運転台の7101

倉庫になった元東急デハ6100形奇数車

やはり倉庫となった有蓋車

構内入換え用として白帯を入れられず南海時代の面影が残るモハ1522
だいぶ塗装面が荒れてしまっています。

こちらは白帯が入れられたクハ3904
営業用として整備されたものの、すでに走らなくなっていたようです。

農業倉庫線に留置されていた貨車たち
ワム34

ト53

ワム22
「ワム」ということは上回りを切り取った元有蓋車だったのでしょうね。

そして貨車にくっついていた白帯入りのモハ1530
やはり動いている形跡はありませんでした。

田舎館
使われていない箇所は深い雪が積もっています

田舎館駅の弘前方(現在の田んぼアート駅付近)本線沿いに廃線になった黒石線の気動車が保存されたと聞いたので見に行ってみました。
末期は予備車として唯一残ったキハ22であった2230

もと小坂鉄道キハ2100形2両
いずれもかなり派手にペイントされています

反対側に回ると岩木山が姿を見せていました
もう少し近寄って観察したかったのですが、ご覧の通りの積雪のため断念しました。

ちょうど通過していった黒石行きは7013編成

終点の黒石
ずらっと在籍車がならぶ構内(踏切から撮影)

待機する除雪車編成
今なお現役のキ104

牽引機ED333
出来るならこの編成が除雪しているところを見てみたいものです。

弘南線のもう一両の電関ED301とスノープロウを付けたモーターカー
EDは放置状態の様でした。

留置中の7153

7103と1521系
こちらの1521系も雪が積もって動いていなさそうですね。

快速運用で発車を待つ7022は東急時代のままの赤帯
このあと大鰐線には寄らず十和田市をちょっと覗いたりして引き上げたのでした。

この訪問時の積雪でも雪になれてないワタシは歩き回るのに苦労したものですが、今年の雪害はこの時を相当上回る降雪量の様で想像を絶する苦労があると思います。
まずは天候の回復を祈っております。

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