この2列車が立て続けにトミックスから製品化されるので、その実車についてお話ししましょう。 かもめエクスプレスはこの年の春にデビューしたばかりで、このあと続々現れるJR九州の赤い485系シリーズの第一弾です。
まだリニューアル済みの車両数が出揃っておらず、8両編成全車が赤くなっているのを確認できたのは1本だけで、この帰りに乗った編成もグリーン車だけが国鉄特急色のままでした。
写真の編成は:
クハ481-240+モハ484-257+モハ485-155+サロ481-88+モハ484-233+モハ485-129+サハ481-8+クハ481-245
他にも特急色と赤いのの半分半分といったものともすれ違いましたが、その混色編成はかもめエクスプレスとは名乗りるのがはばかられたのか、ヘッドマークは旧来の青いマークを出していました。
側面エンブレムはヘッドマークを模したもの
5号車=モハ484-233のデッキ周り。多分この車に乗ったのでしょう
名物であった特急「みどり」との併結は、この頃の時刻表を目を皿のようにして探してみたところ、かもめ8両+みどり4両の組み合わせは片道一本だけだったようで、他は5両+4両でした。つまり赤いかもめにも併結12両編成の実績があることになります。ワタシは見てないのでやりませんが模型で赤いかもめと国鉄色485系4両編成をつなげて走らせると面白いかも。。。
ところで、この平成2年夏には「長崎旅博」という博覧会が長崎市周辺で開催されていたため増結運転が盛んで、5両のかもめにも3両の増結編成がつなげられ、さらにみどり号との併結区間では全車国鉄色の、かもめ5+3+みどり4の変則12両がザラでした。これが後のかもめ+みどり+ハウステンボスの三層建て列車の原形と思われます。
そんな訳で今度のNゲージ商品もためらい無く予約済みです(笑)。
…また長文になってしまいました。
シーサイドライナーについては に続きます
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