2024年1月28日日曜日

【N】20系「あおもり」を再現

 
20系客車は2本帯派です!
なにせまともに実車を見れたのは分割民営化以後で、延命工事施工直後のピカピカ姿に魅了(【自分史上最高客車】20系~美しき青きブルトレ~参照)された事が大きく、ワタシ的にはかえって3本帯姿に萎える位です。
そんなワタシですので、おおむねその形態が再現されているKATOの「さよなら20系」セットは発売時に即購入していたものの、最近になって新たに手を入れたい箇所が出てきたので加工してみました。

このセットはさよなら運転の時の宮原運転所所属車の設定ですが、現役当時の記述を見ると宮原の20系ハネ・ハネフは全車両寝台1区画を“サロン室”(←談話室と言った方が実態に近いかも?)に改装されていたという記述を見つけ、それを模型で表現してみたくなり、内装パーツの中段寝台をハイパーカットソーで切り落としてみました↓
通路との仕切ドアも設置されていた様ですが、資料がないため省略しました。

また、その他の区画も含め下段寝台の座面と背板はエヌ小屋の寝台表現パーツを両面テープで貼って表現。上段寝台のモケットと車掌室、電源車の車内はそれぞれタミヤアクリル塗料のフラットブルーと明灰白色の筆塗りです。

窓のロールカーテンもいつも通りマスキングテープを裏から貼って簡単に表現しています。
裏が白っぽいので色があまり目立たないのが不満ですが、手軽に済ませられるので重宝してます。
室内灯を点けるとこの通り
画像ではわかりづらいですがサロン室部分は中段寝台が無くなったことで室内灯の明かりの入り込みが良くなり、ほかの区画より結構目立ってくれています。

20系特有の両端車緩急の窓にあるカーテンも再現。カヤはベージュ、ナハネフはブルーのマステの切れ端です。またテールマークはペンギンモデルのステッカーです

ナンバーも乗車した時の編成を元に変更しました↓

1993(5)1229日青森発 急行「あおもり」大阪行き

カヤ21 17+ナハネ20 334+ナハネ20 333+ナハネ20 102+ナハネ20 219

+ナハネ20 302+ナハネ20 238+ナハネ20 305+ナハネフ23 4

 牽引機:EF81 113(TES色、青森→敦賀?)EF81 102(敦賀?→大阪)

※ナハネ20 333334は下関運転所所属車。モケットが橙色

1993年12月30日 大阪から引き上げる同編成

修学旅行かなにかの団体利用でもあったのか、下関客車区所属のナハネ20 333と334が組み込まれており、その2両だけ橙色のモケットの寝台でした。
乗った時の印象はとにかく走行音が静か! よく言われる様に24系以上の防音性で実に快適な乗り心地でした。

これをふまえて、模型ではこの編成になりました↓
ナハネフ22 25
切妻のナハネフ23では味気ないのでセットに含まれるナハネフをそのまま充当

カヤともども車掌室側は車間短縮ナックルカプラーに交換して機関車との間隔を詰めています

ナハネ20 103・238・302・219

最初に触れたサロン室の位置は前位側とのことですのでこちらの洗面所・トイレ側の区画だと判断しましたが、実際のところちょっと自信ありません😓
乗ったときに車内をウロウロしたはずですが、どんな様子だったか見て来なかったのが痛恨の極みです。たまたま乗ったのが下関車の方だったかも…?

ナハネ20 333
セットに黒Hゴムのナハネが1両含まれるので、これを下関所属車に設定。この車に関してはサロン室化加工をせず、モケットをオレンジ色にしました。
エヌ小屋のモケットパーツにオレンジのものもラインナップにある通り、下関車はオレンジモケットでした(宮原車もオレンジの車があった様です)
実車はオレンジというより赤っぽいえんじ色ですが、模型表現的に橙色ということにしておきます。

ナンバーは消しゴムで頑張ってこすって落としてからレボリューションファクトリーの「20系車番インレタ3 銀河用」を並べ替えて転写し、半光沢クリアーを吹いて艶を整えました。

カヤ21 17
これはセットのナンバーがずばりそのものです

以上の7両に圧縮。末期の20系宮原車使用の急行「あおもり」「霧島」「雲仙」は電源車込みで7両が基本でしたのでこれでちょうどよい編成両数です。
トワイライト色のEF81を先頭に立たせると、すご~くワタシ好みの編成になりました😁

文章が長くなったので同じ車両ケースに納めたホリデーパルは改めて。
参考:鉄道ファン1993-3

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