2024年6月24日月曜日

【N】続! かもめエクスプレスsince1990

IMON大井店のレンタルレイアウトでの試運転風景↑

 8月のJAMコンベンションが近づいてまいりましたが、家庭環境的に会期中出ずっぱりは厳しいので今年はデハ601保存会としての展開は取りやめ、その代わりにここしばらくからんでいなかったTSUKURIBITOグループとして若干の作品を出そうと思います。
で、そのグループ内での車両競作のお題がJAM自体のテーマと同じ「特急」ですので考えた末、当ブログの歴代アクセス数がかなり上位のトミックス製485系かもめエクスプレスをさらにブラッシュアップする方向で進めることにしました。

未設置であった白色室内灯(トミックス純正品)を入れるとともに最近の標準仕様としている窓内側へのマスキングテープ(今回はライトグリーンのもの)の細切りを貼り付けてのカーテン表現。それにYFS製の座った状態のフィギュアを乗せました。予算の関係で乗車率はだいぶ低めです(笑)

また、購入後すぐにトイレタンクをベージュに塗っていましたが、資料を見たらタンクは黒色化されていたようですので、後述のサロ481を除いてタミヤアクリルカラーのセミグロスブラックで筆塗りしました。
実車はパンタグラフを含め屋根上機器も黒塗りなうえ、床下まで黒一色とはずいぶん徹底した赤と黒の2色化がされていたものだと感心してしまいました。

さらにワタシが実際に乗車した1990年8月23日のかもめ16号の完全再現するためペンギンモデル製ステッカーで表現した方向幕を長崎行きから博多行きに貼り替えるとともに、サロ481‐88を国鉄特急色に塗り直しました。
せっかくのかもめエクスプレス色を落とすのはためらいましたが、他の特急色のサロを持って来ようにもJR九州のサロは車販準備室を増設した独特の形態なため替えが効かないため断行。
IPA(を主成分としたガソリン水抜き剤)の入ったタッパーに一昼夜以上漬けてからブラシでこすり、
消し切れなかった英文標記は薄め液を浸した綿棒で丹念にこすって落としてからGMカラーの朱色5号(下地塗装)→クリーム4号→シャインレッドにブラックを加えて即席調合した赤色をの塗り分け。屋根板はブラックグレー、屋根上機器はねずみ色にそれぞれエアブラシで吹きました。
ウェザリングも施して完成。Hゴムも烏口でグレーに塗っております。

もちろん他車と同様カーテン表現とフィギュアの設置も行っています。
この1両を塗りなおしたことで加工度合いが上がり、完成品にちょっと手を加えただけではなく加工作品だと胸を張って言い張れます!!

室内灯を入れたのでレールに乗せて点灯試験をしたところ、モーター車が室内灯は点いても走らない! もしや噂に聞く突然死か?…と思いつつ分解。モーターを取り出して電極に直接接続したら回ったので(←M社の動かなくなった動力車もよくこの方法で蘇生させていますが、あくまでも自己責任で!)モーター自体は大丈夫と判断。どうも↑画像のモーターの左側にある通電用のスプリングが接触不良を起こしていたようで、組み直して念のためグリスも落とし、愛用しているオメガオイルγを台車ギアに垂らして再度テスト走行したらちゃんと走りました。

この“かもめ since1990”だけではお子様やインバウンド受けが弱いと思われるので、これから手を入れる西九州新幹線のN700S 8000番台を並べて「現在と約30年前の“かもめ”」とでも銘打って展示すればまあまあ目を引くだろうという目論見です。

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