これまでに作ったT-TRAK規格モジュールとつなげて自宅で周回運転ができるようにするべくコーナーモジュール作成に取り組んでおり、そのうち1つができたので披露いたします。
題して「池子大池」! 京急逗子線六浦~神武寺間にある池と山に挟まれた情景をモチーフにして取り掛かりました。
実景はこちら↑(公道からフェンス越しに撮影)
いまは背景の草木(線路の向こうは池子弾薬庫跡)がボーボーに茂っていますが、30~40年前の写真を見ると断崖が露出した景勝の地だったようで、古い本を見て情景に惚れ込み挑戦することにしました。
断崖の材料は東急ハンズで購入した樹皮の端材らしきもの
これを適当に裂いてエアブラシで着色し、つや消しクリアーを吹き…
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画材のネットショップで購入したS4サイズ(333×333㍉)の木製パネルに接着。線路は手前側がカトーの複線曲線線路R315/282でその奥は単線線路(R282とR249)の組み合わせ。
自宅に確保したスペースに制約がある関係でやむなく途中で曲線半径を変えたため、このコーナーモジュールについてはT-TRAK規格に基づいておりません。
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バラストを散布してダイソーの「ふわっと軽い紙粘土」で地形を整えます。
左に埋まっている鉄コレ用ディスプレイ線路は後ほど。。。
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地面部分にタミヤのテクスチャーペイント、池部分に手持ちのグリーンを筆塗りし、崖の頭頂部に車両ケースのウレタンの切れ端を適当に貼り付け…
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ウレタンの角を適当にカットしてシーナリーボンドを塗りたくり、フォーリッジクラスターを隙間なく植えていきます。例によってボシ氏(https://twitter.com/twn_tuubo)の「ボシ森」の技法を真似てみました。
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山のてっぺんが埋まったので崖のサイド部分にはフォーリッジを貼り付け、地面部には「にほんの草はら【雑草色】」を撒きました。
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あらかじめアシの表現のためミニネイチャーシリーズの茂みを接着した池に、カトーの水素材【水明】を2回に分けて塗り広げます。
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乾燥させた状態
池の割にずいぶんと波が立ってしまいましたが、風が強いのでしょう(笑)。
底に塗ったグリーンの塗料もたまたま途中で切らして買い足した関係で色味が異なる箇所も出ていますが、これはこれでアリな感じに思えます…よね(^^;)
架線柱は比較的似ているカトーの複線ワイドタイプをグリーンに塗装
以前ホビダスオリジナルパーツとして発売されていた金属製電線パーツを上部のガイシに瞬間接着剤で接着。この“さわり”だけの電線と架線柱の金属パーツは見栄えが良くなるので(完全に架線等を張ってしまうと車両を置くのに邪魔になのでワタシは諦めてます)、どこかのメーカーが引き継いでいただければありがたいのですが。。。
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そして完成!
池のほとりに以前作成のモジュールからサルベージした小船をあしらってみました
カーブ内側
複線の内側は実景にならって三線軌条化(夜間に甲種が通る線路)。別のカーブレールから引き抜いたものを接着しただけのダミーです。
ファインリーフフォージッジも植えたので結果的にフォーリッジ類のグリーンサラダ状態
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左手を拡大すると…
デッドスペースにするのももったいないので弾薬庫線跡の線路も表現してみました。
この森に浸食されて「なんでこんなところに⁉」な感じが興味をそそります。
逗子市のディープスポットを盛り込んだこのモジュール、今年は中止されたJAMコンベンションみたいな披露する機会がもしあれば持ち込みたいものです。
・・・あぁそうそう、この間のT-TRAK CIRCUS参戦モジュールは10位に入賞して1万円相当のKATO製品と参加賞のPECO貨車を頂きました(´ω`*)
大事にします♪
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