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2018年10月17日水曜日

【N】夕張式DDT!

DDTと言ってもプロレス技でも大阪のでんでんタウンの略でもありませんw

夏に夕張界隈を調査に行って以来夕張鉄道の車両が気になって仕方なくなり、まず鉄コレ22弾のキハ253を調達しまして、、、
さしあたってやはり鉄コレの雄別鉄道キハを色だけ首都圏色に塗り替えて国鉄キハ21に見立てた車(トイレがないのでタイプモデル)とペアを組ませていたのですが、やっぱり夕鉄らしい相棒が欲しくなり、実車を調べると客車改造の付随車を組み込んだDTDとかDTDDなんていう組成が夕鉄名物だった様です。
それをNゲージで再現するには肝心のT車(ナハフ100とかナハニフ150とか)が微妙に作りづらく、めぼしいキットも見当たりません。

そこでさらに調べると、蒸機時代には鉄道省の木造客車ナハ22000系も走っていたことがわかりました。ただし後述する通りかなり苦しいのですが、ちょうど積んであったIORI工房のペーパー製ナハフ24000コンバージョンキットが積んであったこともあり、未着手キット消化のためにこれを仕立てることにしました。
で、KATOオハ31系をベースに組み始め、
↓↓↓
クリームと近鉄マルーンに塗り分け、
妻面にタヴァサのPN-511“マロネフ用貫通扉”、ガイコツテールと端材で突起を表現。
ナハ53という夕鉄のこの形の客車は、実際には末期にシングルルーフ化され、気動車組み込み改造は受けなかったようですので廃車までぶどう色のままだったと思われます。

とはいえこのどことなく欧風な雰囲気が出れば十分でしょう(≧▽≦)
↑混合列車のイメージ(注:4110形は夕鉄にはいませんでした)

もう1両の気動車には津川洋行からだいぶ前に出ていたキハ302(ディスプレイモデル)を取寄せ

かなり成型のユルいモデルでしたが、窓周りのバリをとりのぞいてオデコの継ぎ目を消し、車高が高めだったのでボディ天井部の補強材(↑写真のボディ内側に見えている部分)を切り落として車高を下げるなどしてどうにか見れるものにしました。

冒頭のDDTよりナハを真ん中に挟んだDTDの方がしっくりくる気がします。
こんな編成が昭和40年代には札幌に向かう通勤通学客を運んでいたんですね~。

いつも忠実な再現を避けて妥協ばっかりですが、実際の車両をふいんき雰囲気重視で「らしく」作るのがワタシのスタイルです><

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