ネット情報によると、JRの大宮工場で保管されていたED16 10(↑写真中央)とキハ391(右奥)が解体されたようです。
廃車になってからも永らく姿をとどめていた車両だけに、極めて残念な事です。
それに便乗するというのも妙ですが、しのぶ意味でそれらの車両が公開された平成3年(1991)10月20日の「おおみや鉄道まつり」の模様をアップします。
新幹線高架下で展示されたクモヤ193
※状況が状況だけに多数の無関係な方が映っていますことをご容赦ください
工場内では外板仕上げ中のスハネフ14などが並んでいます
屋外展示の部
スハフ42 2174(この車も数年前に解体されたようです)
…とつながっているのはおなじみ青大将カラーのEF58 93
手すりとステップのある機関車は格好の記念写真スポット
子どもが邪魔などと思うのは野暮ってもんです
EF15 192(左)とED16 10(右)
この画像ではよくわかりませんがED16は、現役時代の写真から荒々しさすら感じるリベットを多用した車体に造形美を感じされられたものです。他に保存機があるとはいえ解体は残念です。
EF15の後ろにはかつての第2号御料車用供奉車344
この車の注目すべき点は戦前の1等開放座席と“並ロ”(=リクライニングシート開発前の2等座席)の合造車であるところです。その意味でも大変貴重な存在です!!
その1等座席
「御料車物語」という書籍によると、戦前の供奉車には随行軍人がサーベルを置くために網棚が2段設置されているという記述がありまして、右上にそれらしき奥行きの狭い網棚が写っています。
皇族用車両なぞよくぞ公開してくれたものです!
そしてもう一方の渦中の車、ガスタービンエンジン試験車キハ391-1
この頃はピカピカでした
試験そのものは実用化に至らなかったので技術的価値はいまいちだったかもしれませんが。。。
「くつろぎ」のヘッドマーク付きEF65 1059
隣は鉄道博物館に収蔵されたDD13 1
さらに後ろにEF200-901と、、、
現役のD51 498
もちろん大人気です
公開・非公開問わずここ大宮工場内には数多くの貴重な車両が保管されている事で知られていますが、それらがなるべく有効活用されて欲しいものです。スクラップにされてしまっては二度と甦りませんからねっ。
※今回の写真はトリミングを施しました
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