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2020年7月30日木曜日

中央線201系の珍シーン&懐かしのシーン

のうがきは後にしてさっそく画像をごらんください
 前回紹介したカートレイン北海道の前にたまたま来たので撮影した201系3両+伴車のクモヤ143
最近やらなくなりましたが、大井工場に入場した電車は茅ヶ崎辺りまで一往復出場試運転を行っていたので神奈川寄りでも見かけることがあったものでした(1997年8月 新鶴見付近)。


こちらは東京総合車両センター(←大井工場)を出場し、大崎でりんかい線70-000系と並ぶ201系
この少し前に中央線の201系の置き換えが発表されたこともあって見かけて即記録した画像です(2006年3月撮影)

普段のシーンも
2008年1月 明け方の神田に進入するトタ1編成の青梅行き

2009年11月 信濃町を通過するトタ4編成の中央特快

そしてすでに大勢を占めていたE233系(T18編成)
201系については利用する機会はあってもそれほど思い入れはなく、追っかけるほどの熱意は抱かなかったのですが、最後の頃には都心では珍しくなった鋼製電車であり、オレンジ単色塗りの車体が目を引いてこの通り少しは記録に納めたものでした。

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2020年7月24日金曜日

貨物線を走る「カートレイン北海道」【1997】

製作中のモジュールにめぼしい進展がないので今回もちょっと懐かしいネタを披露します。
平成初期の旅行シーズンの定番列車の一つにカートレインがありました。そのうち「カートレイン九州」については過去に取り上げましたので(【祝! 製品化発表】20系カートレイン九州参照)、今回は浜松町~白石間を走った「カートレイン北海道」です。

1997年当時、浜松町のカートレイン専用ホームから発着していた同列車は、配線の都合でかなり大回りして神奈川県側を通って浜松町にアプローチしていました。
1997年8月、新鶴見信号所を南下する浜松町行き列車
九州便と違って24系客車のB寝台車が用いられました。

こちらは品川客車区からの送り込み回送で横須賀線西大井~新鶴見(信)を走行しているところ

そして白石行きの本列車がヘッドマークを掲げたEF65 1029の牽引で浜川崎にさしかかります
ご覧のとおり浜松町から東京貨物ターミナル~川崎貨物~尻手~新鶴見信号所を経て遠路北海道を目指す興味深い経路でした。

旅客サービス的にはさておき、個人的には経路も含めものすごく乗ってみたい列車でしたが、残念ながらワタシが車の免許を取る前に運行が無くなってしまいました…

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2020年7月20日月曜日

【T-Trak Circus】七百駅モジュール② ~線路&地面~

前回に続いて十和田観光なモジュール作成を進めております

これまで作ったジオラマは…ユニトラックならベースに固定してしまって、あとから汚してサイドにばらすとをまけばいいや…と思っていたのを考えを改めて、黒すぎる木製枕木をタミヤのNATOブラウンで筆塗りした後レール側面をレッドブラウンを吹き付けてサビを表現。
※両端だけでも複線レールを使うことが競作条件ですので中間部分だけ木製枕木の単線レールを使っております
その後ボードに固定して枕木の間にも接着剤を塗布してから「会津バラスト」のSサイズを散布。枕木の上にはみ出してしまったものは固着する前に彫刻刀の切出し刀ではがしました。
まあまあ地方私鉄の駅構内らしい貧弱な感じが出せたかと思います。


↑構内の踏切板はカトーのローカルホームに含まれていたものを流用

駅舎側地面には5㍉のスチレンボードを全面的に貼り、それ以外のレールとレールの間の低くなった部分にもダイソーの「ふわっと軽い紙粘土」を詰めてレール面との高低差を少なくしました
その後にタミヤのテクスチャーペイントのダークアースを塗布。道路部分には#600の耐水ペーパーを両面テープで貼り付け。この辺りの手法は書籍で作例(主に ボシ@twn_tuubo 氏の記事)を研究して自分なりに落とし込んだものです。

プラットホームはトミックスのローカル型ですが、実際の駅はあからさまに高さを増した形跡があるので上部と下部に1㍉プラ板をかませてかさ上げしたうえ、上辺のプラ板の中央部に#1500の耐水ペーパーを貼り付け。さらに側壁の形状が異なるのでGMの板素材を貼り付けてジオコレの屋根を合わせました。

駅舎の横には電車庫があるのですが、スペースを考えるとほんのわずかな部分しか表現できないので入れ込むのはあきらめ、代わりに台車搬入用らしいちょっとはみ出した線路(↑画像中央の車の下にレールが片方だけみえています)を再現することにしました。
という訳で解体した旧作モジュールで使っていた未舗装の併用軌道を少し切り出し
スチレンボードに埋め込み。車輪は鉄コレのモノを黒く塗装して固定しています。
なお本来は電車庫の脇にワム倉庫があったのですがアクセントとして線路横にずらしました。

また留置線には見るからにヘロヘロな洗浄台があるので…
悩んだ末GMの昇降台の脚と階段部に切符を切り出した紙素材(まだ塗装してません)を、わざとゆがんで貼り付け。
手すりはうまいやり方が見つかったら付けます←「行けたら行く」程度のニュアンスです(笑)

トミックスの車両基地レールセットのおまけのレールもそれらしく塗装して用意

仮置きしてみるとだいぶ完成が見えてきました。
つづく

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2020年7月15日水曜日

【T-Trak Circus】七百駅モジュールを作る① 駅舎編

ツイッター上でT-Trak規格のモジュールで8月にウェブ展示会を開催しようというKATOオフィシャルアカウントからのつぶやきを見かけ( #ttrakcircus )、ひとつ乗ってみようと思ったので少し前から取り掛かっています。

取り出したのは、昨年発売予告が出たときに即発注した“あまぎモデリングイデア”の「地方駅舎/七百駅タイプ」↑
前回も十和田観光電鉄線ネタでしたが、旧型車時代の同線には頻繁に足を運んだ思い出があるのでいつかはカタチにしたいと思っていたので良い機会になりました。

説明書に従いながら、主にいつものボンド布用クリアー(一部個所はタミヤアクリル薄め液で割ったものの流し込み接着)を使って組み立てましたが、大屋根をかぶせるのがきついこと以外はそれほど難しいことも無く組み立てができました。
ただしこの写真を撮ったあと屋根に紙の質感が出過ぎたような気がしたので屋根だけレッドブラウンをエアブラシで塗装を施しました。

ほかに鉄模イベントで購入した“たびじ商事”ブランドの玉電砧本村駅上屋と…

パンケーキコンテナのスム1形貨車(いずれもペーパーキット)も用意。
それぞれブラウンとブラックのつや消し仕上げで情景になじむように汚しております。

 ベースについてはレイアウトアワード2017参加の時に作ったモジュールを更地にして充当
改めて見ても毒々しい印象でしたので残す価値無しと判断。
ホームなどは残してあるのでいずれジオラマとして再生しようと思います。
配置はこんな感じ
ホーム1面2線+側線の配置の部分ですが、前端と手前側線路の間を38㎜とするレギュレーションを守るにはホームを置くと下り本線が敷けなくなるのでやむを得ずレールをカットしてさわりだけの表現にとどめました。

現状ではもうちょっと進んでますが、今回はここで区切ります。

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2020年7月10日金曜日

おもいでの十和田モハ3603貸切オフ会【2002】

↑イベント終了後、夜の三沢で発車を待つクハ3810

今はなき青森の十和田観光電鉄線は平成中ごろから急に鉄道イベントづいていったのはご存知の方も多いと思いますが、おそらくその火付け役となったであろうイベントが2002年3月23日のモハ3603の貸切オフ会でした。
とある東急ファンの呼びかけで東急吊りかけ車の生き残りの中でも戦前生まれでまさに“爆音”であったモハ3603をひたすら走らせて存分に堪能しようという趣向で、ウェブで告知を見たワタシは池上線時代の同車にさんざん世話になったこともあって即申し込み、当日三沢に馳せ参じたのでした。

さっそく現れた通常見られない3両編成
定期列車(モハ3809+クハ3810)の最後尾に主役のモハ3603を増結したスペシャル組成です。

三沢到着後3603が切り離され2番線に留置

その間に1駅先の大曲へ移動
定期列車もう1運用のモハ3401+クハ4406による三沢行きが来る頃には雪が降り出しました。

そして単行のモハ3603のフォトラン(?)が七百に向かって行くのを見送ります。

その後ワタシも七百に移動
留置されていたED301とモハ3603を並べてのミニ撮影会
このED301は誕生当初、モハが故障したときにクハ2400形を牽引して営業運転に入ることが考慮されていたとかでサボ受けが付いており、職員の方が試してみたらサボがささったのでした

その後三沢方の開けたポイントでしばらく撮影
今度は連結順序を変えてモハ3809の前にモハ3603を増結した定期列車

七百で交換したモハ3401+クハ4406の三沢行き

十和田市に行って帰ってきた3両編成
同線では3両での運転実績は1981年にモハ3800形が東急から来た当初にあっただけで、その再現もこの企画の目玉の一つでした。

このあと七百から十和田市行きに乗車
3603は録音用車として設定されていたので静かに走行音を楽しみます。

十和田市到着後
モハ3603とモハ3809の連結部

3603の運転台も見放題
窓のデフロスタが目立ちます(動態保存車化後に撤去)

運転中取り付けられていた東急時代を模した窓内の行先板

本物の行先板を持ち込んで掲出する方もいらっしゃいました
東急時代を知る方ばかりでしたのでふだんの2両より3両の方がしっくりくるというのはみな同意見でした。

このオフ会が好評を博し、第2弾としてモハ3401で三沢の貨物授受線に乗り入れるという企画もありましたがワタシはスケジュールがあわず参加できませんでした。
とはいえこのように車両運用に趣向を凝らすとウケることが分かってきたらしく、その後80周年記念イベント等につながった模様です。

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