↑上回りをバラしたところ
基本方針としては製品状態から塗装をし直さなくても良い程度の加工と色差し・ウェザリングを施し、手持ちのクモニ83や旧国と共演させられるレベルを目指すことに決定!そこで迷ったのが手すり。ボディに一体成型でモールドされていて、ワタシ的にはNであれば手を加えないところなのですが、他のHO車両は別体表現されていることから釣り合いを考えて前面のものだけは真鍮線に変えることにしました。
資料(主に鉄道ファン1980-12の0番台竣工記事)を見ると前面手すりはみな同じ太さに見えるのですが強度を考えて窓下の横長のものは0.4㍉、他は0.2㍉の真鍮線を現物合わせでピンセットで保持しながら曲げて用意。
車体も別成型の警戒帯部分を取り外し
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位置決めしてから手すりモールドをカッターで削って耐水ペーパーでならし
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黄色5号で塗装
黄色の塗膜がやや薄いところもあったので思ったより厚塗りになりました。
車体部分も同様に仕上げます
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こちらはガイアカラーの青15号で部分的に塗装
車号は現存する118番にするため付属インレタから並べ替えて転写
国鉄時代の設定のため所属表記もトレジャータウンのインレタを調達して“西ミツ”標記に変更。
そこで印刷済みだった“東チタ”標記を消す必要があったのですが、クレオスのMr.薄め液を使ったところ青塗装が落ちてしまったため急きょ青を吹き直す必要が生じました(ATS標記などはマスキングして保護)。
後から吹いたガイアの青15号とはごくわずかながら色調が異なりますが、言わないとわからないレベルなのでヨシとしました。
さらに屋上配管も烏口を使って塗分け
塗料はタミヤエナメルのスカイグレイです、ご参考まで。
パンタグラフは付属の折りたためないものでは使い勝手が悪いので交換。
金属製パンタであれば比較的入手しやすいものの、1基辺りの単価がこのクモヤと同程度かそれより高くついてしまうのが釈然としないので、品薄気味なトミックスのPS16を探しました。
取付穴を1.2㍉ドリル刃で広げてからパンタに付属のガイシを接着
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その上から車体固定用のツメを切り落とし、あらかじめつや消しクリアーを吹いてプラの質感を抑えたパンタをはめ込みました。固定していませんが逆さにしても落ちない程度には保持されてます。
なお、トミックスのPS16パンタは近く再生産予定と模型店で聞いたので片方は入荷待ちです。
塗装面がザラつき気味にはなりますが、ツヤがない方が国鉄らしい気がするので車体全体も好みでつや消しクリアーを吹いてあります。
つや消しクリアー吹きには成型色のままの屋根のベンチレーターなどもプラの質感が抑えらえる効果も期待しました。
前面方向幕をいつもの“ボンド布用クリアー”のアクリル薄め液割りで裏貼りして再度組み立て。
ひとまず上回りは一段落。あとは説明書通り下回りを走行化してウェザリングなどをするつもりです。
つづく
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