久々に群馬詣での投稿です。
諸事情で一時修復が止まっていたデハ3499の補修がほぼ出来上がり、“電鉄文化保存会”として行った青ガエル移送のクラウドファンディングの支援者への中間報告会としてお披露目されることになったので、ワタシもスタッフとして参加して参りました。
なによりまずはデハ3499のきれいになった姿を御覧下さい!
長らく下地処理の状態のままだったものが、この通りピカピカです✨
※側面のT.K.K.ロゴは大人の事情で入れるのを断念しました
塗装については、デハ3499そのものは末期にリバイバルカラーにはならなかったのですが、ちょうど千葉県いすみ市のデハ3455がグリーンで修復されたし、青ガエルとの対比にもなるのでツートンカラーも良いなぁ…という話の流れでこの塗り分けになりました。
なお、1988年のリバイバルカラーより色味が往年の色合いに近づける様に調色をしたそうです
↑参考までに今日たまたま乗った池上線の1017F“気になる電車” これに比べるとイエローがやや橙色寄りでしょ?
屋根も穴を埋め、5層塗りの特殊塗料を塗布。10年くらいは持つ耐候性があるというシロモノです。
この車の補修はほぼ代表理事殿と現地の協力者だけでここまで修復しました。ワタシは家庭の事情でほぼ現地に行けてませんでした😓
尾灯はワタシの希望で黒色化。塗膜を剥がしてから色を塗り、ビスも昔に近づくよう真ちゅうのマイナスネジに替えました。
1988年に見たデハ3452の尾灯は確かに黒塗りだったのをはっきり覚えています。
パンタグラフを乗せるのはユニック車を手配しての大がかりな作業になるため、青ガエルの補修完了時に設置する事にしたので今回はご容赦ください。
ちなみにパンタグラフはこんな色してます↓
左が松電5000系で右が東急3450形のもの
松電は灰色で3499の物は下部がごく淡いグリーンなのが見て取れます。うろ覚えですが3499についてはほとんどの3000形同様パンタ全体が淡緑色だったのが、1989年の全般検査から上部がステンレス無塗装になったと記憶しています。
種類は少ないながら前サボを替えての撮影タイム。
五反田をひっくり返して[蒲 田]
[雪が谷大塚]
ひっくり返して[回 送]
なぜかある[十和田市]と…
[三 沢]
十和田観光電鉄のモハ3603がグリーンになってから付けていた物らしいです。
サボ受けは緑色。横にスライドさせて着脱できる構造です
この通り目蒲線のものと貫通扉に下げる大型のものは持ち合わせていません。
寄贈していただける奇特な方がいらっしゃれば良いのですが(笑)。
前照灯・尾灯も外部電源をつないで点灯可能(普段灯具は取り外してあります)
青ガエルの周りの足場から撮った3499パンタ側前面
3450形の中でもこの車のこちら側だけはなぜか前面水切りが一直線ではなくゆるく弧を描いています。
5000系も塗装こそ未着手ながら下地処理が確実に進んでおります
出来れば年内にグリーンに塗りたいところです。
モハ5005の前照灯は一回り小さいシールドビームにされていたのを白熱灯に復元しました
その5005の車内も開放
モケット張替えのため座席は一部外しました
つり広告枠に搬入時の模様などを掲示しています
クハ5006も松電時代のヘッドマークも掲出
ちなみに受付机も松本電気鉄道の中古品
車両に積まれてここまで来たものです。
今回は限定的な公開で、告知も少し前でしたので来訪される方は少なく、とても和気あいあいとした会になりました。
ここまでこれたので今後は青ガエルの修復を頑張ります。修復が進めばまたイベントを企画するかもしれません。
おまけ
帰りに乗った赤城山ビジターセンター発前橋行きの関越交通バス
ワンロマって奴ですかね? ちょっと年季が入っていたので思わすカメラを向けました。
鉄道コム&にほんブログ村参戦中、グッと来たらクリック下さいm(_ _)m
0 件のコメント:
コメントを投稿