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2023年12月27日水曜日

【16番】サハシ改、小倉工場の“アイデア客車”

↑ネタ元の記事と共に

仕様変更されたKATOのHO版165系が発売されたことが話題になっている今日この頃ですが、ワタシはサハシ165を客車化してみました。

これにはれっきとしたネタ元がありまして、鉄道ファン誌の1980年2月号に「小倉工場で余剰のサハシ451を3両使い、職場内で公募したこれまでに無いサービス(卓上ゲーム用テーブル席や囲碁将棋のための座敷、シャワー設備など)を提供する可能性を探るため試作した」と言った内容の記事があり、2両は国鉄特急色で、1両はブルトレ色に塗られて同工場の一般公開時に披露アンケートを採ったとか。残念ながら営業線に出ることは無かったようですが、後のブルートレインのロビーカーやシャワールーム設置といった豪華化のきっかけになったとかならなかったとか。。。

数十年前に古本で買った同誌で存在を知り、このブルトレ色と特急色のサハシはいつか活用したいネタとしてずっと温めていたのですが、HOで集めている12系+20系急行「かいもん」の目玉車両にしようと取り掛かったのでした。

種車はサハシ451ならぬカトー製サハシ165、最新ロットが発売される直前に入手した中古の前回品です。アイボリー(持ち合わせが無かったのでMr.カラー107のキャラクターホワイトとクリーム1号を調合)に塗ってから1㍉幅マスキングテープで帯部分をマスキングして青20号に塗装しました。
451系列は直流急行型と違って中央部のドア下にステップがあるのが特徴ですが、逆台形のプラ片を貼ることでそれを簡易的に表現しています。

屋根は機器を一度外してブラックグレーで塗装しました

車内は3両の中から半室が通路半分はお座敷、もう半分は485系の「だんらん」風の区分式座敷になったものを簡単に表現しました。
片側のボックスシートを撤去してもう半分をブラウンに塗装。座敷部分に5ミリ厚のスチレンボードを貼ってからブラウンに筆塗りして上面にライトグリーンのマスキングテープを貼って畳敷きを再現してみました。完成写真は撮り忘れました。。。
ビュフェ室はそのまま残っている設定です

全体的にレースのカーテンが追加されていた様なので最近よくやっている両面テープの裏貼りで簡単に再現。
床下にMGとか残っていますが厄介そうなので手を付けていません😓

製品状態の密連カプラーでは当然客車と連結できないのでIMONカプラーに交換。1.2㎜ドリル刃で下穴をあけた上で2.0㎜タップを立て、専用ネジで手持ちの品番HO201をネジ止めしました。

試しにナハネ20と連結してみたところ
架空の存在ですのでナンバーはオハシ11 11としました。お箸を連想させる形式名+やっぱりお箸っぽい数字の並びという単純な理由です(笑)。
夜行列車にビュフェ車とかあればきっとありがたいだろうなぁ…と妄想してしまいます。

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