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2022年1月14日金曜日

なつかしの塩積トラ【鉄道貨物】

トミックスから小坂鉄道のDD130と濃硫酸タキがNゲージで製品化だそうで、ワタシ的には即購入決定なアイテムなので弊ブログでなにか書きたい…と思ったものの、現役時代の小坂には縁が無かったためレールパークでの保存後しか写真撮ってません。。。

その代わりといっては何ですが昨年末に寄った横浜本牧のかつての名物貨物=塩積トラについてまとめます。
1998年8月
休止された国際埠頭線から横浜本牧に進入するDD5513けん引トラ列車
横浜市交4000 形にようやく対面【3000V 形二次車】…&C56 139でアップした画像と見比べていただくと、上に高速道路ができて雰囲気が一変したことがお分かりいただけるでしょう。

塩コンテナは国際埠頭で積込まれて渋川までの輸送でした。
この頃使われていたトラ70000、腐食で平板あおり戸に交換した車ですね。

こちらはその少し前まで使われていたトキ25000、この通りグリーン塗装(花王コンテナ輸送車)の者も混用されていました。
たしかこの少し前まで郡山までの工業塩輸送も有って、その郡山行きにトラ70000が用いられ、このトキ25000が渋川行きに使われていたのですが、郡山便が廃止されるとトキがトラに置き替えられた格好だったと記憶しています。

コキ104M標記車とコキ106で始められた40ft海上コンテナ輸送
こちらは今も続いている貨物ですが、フィルムの箱みたいなデザインのコンテナがちょっと古風…?

↓ここから1996年9月の撮影
“塩積専用”標記のあるトラ70000
こちらは原型あおり戸のタイプ

横浜本牧駅全景と麦芽積込み施設
ご存知ない方も多いと思いますが、ホキ9800によるビール原料の輸送も行われていました

根岸から本牧に向かう塩積返空列車。こちらはトキ25000の組成です

↓ここから1999年12月
新鶴見(信)に進入する塩トラ列車。根岸からはこの通り石油タンク車と混結での組成
最後尾の寄り目気味な赤色反射板がなんかカワイイ♥

この頃になるとトラ70000に交じって…

一部車両に残る“パイプ専用”の標記が示す通り、東海エリアで鋼材輸送に使われていたトラ45000が混じるようになっていました。

車長の違いから塩コンテナの数がトラ45000なら3つ、トラ70000なら4つ、トキ25000なら6つと積載量が異なるのも面白く感じたものですが、その後ほどなく無蓋コンテナを介してのコキ車輸送に置き替えられ、それも短命に終わって工業塩輸送自体が消滅したのでした。

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1 件のコメント:

  1. こんにちは。私が生まれる前年に渋川への工業塩貨物輸送がなくなり今とは考えられないほど横浜本牧駅(本牧操駅)が発展していることに最近分かりあと10年先に生まれていればと思ってしまうほどまだ生まれていない時代の本牧はすごくにぎわっていたそうで貨物ファンとしてうれしく思います。感動しました。すごく貴重なお写真ありがとうございました。

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