↑屋根周りの塗装に注目!
最近発売されたこの「アルピコの車両百年史」という本を買って読んでいたところ、日車標準型電車として有名な松電上高地線モハ10形の中には白線より上の部分がオレンジ色ではなく車体と同じシルバーグレーの車も複数いたことを知りました(昭和50年代にオレンジに統一された由)。
確かに屋根がオレンジ色に見えない写真を見たことがあるので無性にやってみたくなり、手持ちの鉄コレの屋根を塗り替えてみました。
白帯の下をマスキングしてクレオスのシルバーを吹き、さらに雨どい内側をジャーマングレーにエアブラシで塗装。実車が“シルバーグレー”ということは車体のグレーと同じ色だろうとは思いますが、強調する意味で銀色を選択してみました。
分解ついでにバス窓の断面部分に色が回っていないのでブラックを筆塗り。いつも通りウェザリングしてつや消しクリアーを吹いて仕上げました。
時代設定にあわせて下回りも黒成型のものに交換しており、側面の広告は催事で購入していたYM-PROJECTブランドの「鉄コレ日車標準車体用ステッカー集」の物です。
ヘッドライトレンズ部分に色を入れていませんが、KATOキハ58用胴受パーツと鉄コレのダミーカプラーを瞬間接着剤で固定して見た目を良くしております。
つや消し仕上げもあってなんとなく1970年代の電車らしくなった気がして個人的に気に入っています。あいかわらず木造客車を牽引させています。
もと甲武電車改造客車はありえないものの、このモハ10形一族の中では105号が貨車を牽引できる仕様だった(詳しくは上記文献参照)らしいので車番を変えようかとも思ったのですが、結局製品の103号のままです。
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