コロナ禍のためステイホームしている間RM libraryを読みあさっていたら、廃止された山形の私鉄の痕跡を無性に確かめたくなり、東京都の外出自粛要請が解除されたところで駆け足で訪ねて参りました("`д´)ゞ
第一走者は「なすの253号」。久々に乗りたいと思っていたので強引に旅程にいれたのですが、11月に入ったら定期運用が無くなるという噂がたち始めたのが気がかりではあります。
E5系の増結車として連結されているので今の状況では正直それほど必要性はないかも…
後続の「つばさ」で一路山形へ
福島から先の車窓の移り変わりは何度見ても目を奪われますね~
目的地は高畠ですが、停まる「つばさ」がないので米沢で下車
30分ほどの間があったので昼食をとったり米坂線などを見たりしていたら…
平日は運転のないはずの「とれいゆつばさ」が入線Σ(・□・;)
11:21発下り「つばさ」と交換して福島方へ発車して行きました。
後で検索したら仙台に向かっていたようですが、なにはともあれラッキーでした♪
普通電車に乗り換えて高畠駅(旧糠ノ目駅←改称したのを少し前まで知りませんでした…)到着
駅の入浴施設のフロントでレンタサイクルを借り、山形交通高畠線の廃線跡をたどります。
高畠線糠ノ目駅跡と思しき所から“まほろばの緑道”という廃線跡利用のサイクリングロードが始まります。
奥羽本線(上画像左端)から徐々に離れていき
東北自動車道をくぐり
橋を渡り
・・・サイクリングロードにしては橋脚が立派なのがいかにも廃線跡の雰囲気ですね
道路を横切り(画像横方向が廃線跡)
・・・石材の産地だけあってセンターラインが石でできている道も一本ありました。
やがてプラットホームらしき遺構を発見!
竹ノ森停留所の跡と思われます。
そしてさらに進むと、
石造りの荘厳な高畠駅舎が威容を誇っています。
そしてその脇には
かつての高畠線の車両が3両、しっかりと保存されています。
モハ1
1929年の開業時から活躍した、ちょっと頼りない感じの小型電車です。
窓越しに見る車内もしっかりしていそうです
ワム201
実際このように電車や機関車を織り交ぜた混合列車がしばしば運転されていたようです。
そして東急(→上毛)デキ3021の兄弟機ということで有名なED1
東急電車ファンとしてはこれを一目見てみたかったんです!
狭いキャブの中は少々荒れているようです
とはいえ1974年の廃線から45年余り経っていることを考えれば奇跡的ともいえる良い状態。やはり屋根付きなのは大きいのでしょうね。
公園のはずれにあった建物はかつての変電施設?
これも石造りです。
高畠駅跡であるまほろば公園からもう少し先に進み、
橋を渡ります
この屋代川に架かっていた橋梁が1967年に台風被害で流されたことで高畠から先の区間が廃止されたのだとか…
この先サイクリングロードは幹線道路に沿っているのですが高畠線とは違うルートのようです。
もう少し調べたかったのですが時間がないので現高畠駅に引き返しました。
つづく
参考資料:RM Library82 山形交通高畠線・尾花沢線
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