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2020年6月21日日曜日

【ブルーライン】岸根公園駅の謎と不思議

相鉄とJR埼京線の直通運転でJRの貨物線と市営地下鉄ブルーラインの交差しているはずなので気になった岸根公園駅(←根岸公園でも高根公団でもありません><)を先日観察して参りました。
同駅1番線(湘南台方面)
・・・のあざみ野方ホーム端から見ると

奥のシールドトンネル区間とは明らかに違うボックス型(?)の箇所があります。
おそらくここが例の東海道貨物線との交差部でしょう。

↑駅の避難経路図
貨物線が先にできた(東海道貨物線は1979年開業、岸根公園駅は1985年開業)こともあってそちらの方が地上に近いところを通っていて、地下鉄は地下4階に当たる深さになるようです。

ついでに地下鉄のコンコース階(地下1階)から貨物線との交差部を探してみると
地上に向かって長い上り階段があり
“出口3・4”に向かうとまた下り階段になっています
この階段に挟まれた空間を貨物線が貫いていると思われます。
なお先ほどの階段の頂点部分は“出口2”につながるのですが、出口を振り返ると先ほどの地下通路の空間確保のためか↑画像右横で見えるように少し盛り上がっています。
この下にJRの駅を造る・・・といった話は残念ながら全くでなかったようです

その出口2のとなりに駅名の由来となった岸根公園がありまして、戦前は旧日本軍の高射陣地、戦後は米軍に接収されていたそうです。この公園自体もエピソードがあるようですが、くわしくは「はまれぽ.com」さんをご覧ください。
↑公園内の篠原池

その裏側の小高い地点にひっそりと駅の非常口があります。
非常口にしては立派な作りですので、設計段階ではあるいは駅の旅客用出入口に共用する意図があったのかもしれませんね。
とまぁ興味を持つとちょっと面白い小ネタのある岸根公園駅でした。

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