前回(【16番】T-evolutionクモヤ145 ~上回り編~)上回りに軽く手を入れた天賞堂のクモヤ、次はウェザリング。
いつも通りエアブラシでタミヤエナメルのレッドブラウン→フラットブラックの重ね塗りです。
次に動力を入れない側の台車の走行化。
床板固定用のモールド(台車枠上部に見える突起)を切除し
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軸受パーツを装着。はめ込んだだけではユルいのでいつものボンド布用クリアーで接着しました。
で、いよいよパワートラックの装着ですが…
集電性向上のためトレーラー台車と配線をつないで装着しようとしたところ(厳密には一度ネジ止めしたあと配線しなおすため緩めて、改めてネジ止めしていたら)パワートラック頂点に埋め込まれていたボルトが取れてしまったため作業ストップ。
ちょうど年末であったこともあり年明けまで持ち越しとなりました。
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で、年が明け、天賞堂直営店でパワートラックを購入。配線をし直して装着しました。
ちなみに配線には年末のさいたま鉄道模型フェアで美軌模型店製のポリウレタン銅線をはんだ付け。
商品名を聞いだだけではピンと来なかったのですが、ポリウレタンで被覆された銅線の意味の様で、はんだゴテで焼くとその部分だけが被覆が溶けて銅色から銀色に変わってはんだ付けできるというシロモノ。細いので配線も容易でした。
ところでなぜパワトラを破損したかというと、トレーラー台車を止めるための長いネジをパワトラの固定にも使ってしまい、モーターを圧迫したことで破損したことがわかりました(短いネジが正解)。
↑台車間に装着されているモーター
開いたついでにブライトチップス社のギヤオイルに使えるオメガオイルガンマを垂らしておきました
↑モーターカバー
手前側の取付部分も欠いてしまいました。ダメもとで修理の相談してみようかな…
トレーラー台車側にTNカプラーを装着しますが、胴受けパーツを外してからクモヤ付属の交換用胴受け(ジャンパ栓付き)を付けます。
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走行化パーツとパワトラに付属のウェイト計6個を床板に接着して下回り完成!
左側が塗った状態。レンズの凸表現がやや甘いのでできればパーツに交換した方が良いかも…
トミックスのPS16パンタも再販品を購入して装着
201系のキットの発売も重なりましたし、皆さん考えることが同じようで数日で完売したようですね。
モデルにしたクモヤ145-118はPS23を載せていた時期もあったらしいのでそちらもアリですが…まぁ調達できたので見慣れた片側パン下げ状態を再現できます。
そんなこんなで思ったより時間を食って完成。レンタルレイアウトAKIBAさんに持ち込んで試運転してきました。
相棒に起用したクモニ83は現存する006番の写真をよく見たらPS23を載せていたので付け替えました。
クモニが現役のころには事業用車代用に起用されることもあったのでこの組み合わせも十分あったと考えられます。
スタジオH.O.ペーパー素材から組んだマヤ34(中間台車がない未完成状態ですが)も挟んで
この取り合わせは実際にあったかどうかは定かではないのですが、この3両編成でもパワトラは好調で軽々と走行できました。
今回は製品に敬意を表してなるべく素材そのままで仕上げることにしましたが、技量に応じてまだ手を加える余地もありビギナーから上級者まで楽しめる良いコンセプトの製品だと思います。
気が向いたらもっと手を加えるかも…
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