↑右の“あかいくつ”と夢の競演!
2013年の神奈川臨海鉄道設立50周年記念イベント以来10年ぶりに本牧のC56 139が見れる機会だというので、かながわ鉄道研究家を自称するワタシは血が騒ぎ、横浜市交通局協力会主催のバスツアー「ヨコハマ臨海地区を走るバスとと貨物列車の基地へ 市営バス撮影会&神奈川臨海鉄道SLC56見学会」に参加してまいりました。
当日(2/17)集合場所の横浜駅から貸切バスで移動。はじめに横浜市営バスの滝頭営業所で撮影兼見学会
ここには10ある市営バスの営業所の中でも最大で、100台以上のバスが所属しているため車種もバラエティに富んでいます。
そのバスたちが出庫する前を狙うため8時過ぎと早めの集合時間となっておりました。
バスには詳しくないのですが、左から今回乗車した横濱リムジン・学校送迎バス・UD・燃料電池車そしてベイサイドブルー(連接バス)。幕回しもしながらの撮影タイムでした。
・・・バスの幕回しって次々表示を変えるんですね。皆さま1コマずつシャッターを切っていました。
それとミニバス
連接のベイサイドブルーの場合、床下からもう1本支柱を建てて検査するそうです。
バスはバスでいろいろとエピソードがあるものだなぁと感心。
滝頭には1時間ほどの滞在で移動。次はいよいよ神奈川臨海鉄道の本牧機関区です。
隣接する市電保存館も途中から開放されました
電動貨車10号車は久しぶりに花電車でない本来の姿
C56 139は既に引き出されていました。まずは道路から
60周年記念ヘッドマーク付きのDD601との並び。C56の前照灯が点灯しているのがお分かりいただけるでしょうか?
次に庫内に通されて職員の方からC56がここにいる経緯の解説のあと至近距離で撮影タイム
C56独特のテンダーの切り欠きを後ろから
DD601は平成に入ってから製造されただけあって近代的な外観です。
キャブにも60周年イラストが描かれています
ひょっとしたら60周年にちなんでこの形式が装飾されていたのかも…?
ちなみに庫内は1両分ずつの奥行しかなく、いつもC56がいるのは右の線路
↑隅に置かれていた「快速ちどり」ヘッドマーク
以前C56に掲げられていたのを見かけましたが、どうやら手作りの模造品のようです
つづいて先ほどから「あかいくつ」バスが控えていた貨物ホームに徒歩移動。
線路越しにC56の逆サイドを気にしつつ
進入して来る貨物列車とあかいくつ号とのツーショットを狙います
↓
で、撮れたのはこんな感じ(動画の切り出し画像)
11:05到着とのことでしたが思ったより早く通過しました。
↓
牽引してきた機関車(DD5516)は切り離されると近くまで来て貨車の入換を開始
↓
今着いた貨物列車に空コキをつなげ
↓
場所を変えたあかいくつ号の脇を抜けて通過
その後あかいくつ号の幕回しタイム
この本牧車庫所属の4-3773号車は2月に廃車となる車両ということで、バスファンの皆さまが熱心にシャッターを切っていました。
鉄道派の私はバスはそこそこに切り上げてC56を観察
↑キャブ内
↑3軸のテンダー
整備状態は相変わらず完璧の様子ですね。
↓今回の動画↓
1時間30ほどの見学のあと、横浜駅前に戻って解散となりました。
ワタシが2012年に参加した別の旅行会社主催の見学ツアー(別ブログ本牧のC56 139 -保存車両を訪ねて-参照)ではDLの後押しながら動かしてもらえましたが、さすがにそこまでのサービスはありませんでした。むしろあの時はずいぶん無茶したなぁ…という印象です💦
参加された方の中には小学生くらいのお子さまとその保護者の方もおられ、熱心にスマホで撮影していたのが印象的でした。
今回は提案を受けて実現したというこのツアー、来月ももう1回設定があるようですが、いまはなきリンカイツーリスト社の跡を継いで毎年1回くらい開催していただければなぁ…と思える満足度でした。
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